目次
1.場所・自己紹介
大自然の中で過ごすことが大好きなストレングストレーナーのCHIHARUです!
少しずつ山の色や空気も変わってきたこの時期のアウトドアは、自然の中で淹れたてのコーヒーを楽しんだり、焚き火で料理をしたり、温かいものが嬉しい時期です。今回は奥多摩の静かな河原で、ほっこりブランチを堪能してきました。綺麗な川を間近で眺めながら、澄み切った空の下で気の置けない友人と過ごす...これほど幸せな瞬間はないというくらい最高の時間でした!
2.ウッドストーブを使って温かいアウトドア料理を楽しむ!
木々が色づく季節、アウトドア好きの友人を誘って、火を囲みながらのんびり温かいブランチを楽しむ会を企画。日帰り電車移動ということもあり、荷物の量も最小限に抑えたいという理由から、事前に作るものを決めてから行きました。
到着したらまず、ドリップコーヒーを淹れてキューバ風サンドイッチを作るというプラン。
食後のデザートは、焼きマシュマロ!おそらく小学生ぶりの焼きマシュマロを楽しみます!アウトドアならではのちょっとしたトラブルもありましたが、いつもの何倍も楽しいランチとなりました。
3.使ってわかった全ての人におすすめしたい理由5つ
3-1.電車移動でも楽ちん!ハンドキャリーが可能
日帰り&電車移動なんて、焚き火に必要な物を手持ちで運ぶのは大変じゃないの?と思われた方もいるかもしれません。ご心配には及びません!楽にハンドキャリーができました。今回使用したウッドストーブは、軽量かつコンパクト。さらに、ケースは持ち運びしやすいデザインになっています。都内からの電車移動だと持ち運びの手間を気にして、いろいろと諦めることが多くなりがちですが、そのおかげで現地まで楽に運ぶことができます。
3-2.湿った薪も乾かせる
現地に到着し早速トラブル発生。なんと前日まで続いた雨で、薪が湿っている!!
なるべく乾いていそうな薪を拾いましたが、これはかなり深刻な事態。経験者には分かると思いますが、薪は湿気を含みやすいので、当日天候がよくカラッとしていても、火がつきにくい時があります。前日まで雨が降っていた場合などは、松ぼっくりなどの燃えやすいものを使っても、火がつかないことも。
しばらく紙や木の皮などの着火剤を燃やしながら、ウッドストーブの煙突部分に薪を並べ、下からの熱で細めの薪を乾かしました。1時間かかってようやく火が消えることなく火力が安定。その後太い薪も乾燥させ、ようやく湯沸かしに取り掛かることができました。あれだけ湿っていた薪を短時間で乾燥させることができたのも、このウッドストーブだったからできたこと。友人と跳んで喜びました!
3-3.お湯が沸く早さに驚き!パワフルな二次燃焼
ようやく火が安定してきたところでケトルでお湯を沸かします。水からなのでしばらく時間がかかるかと思いきや、あっという間に沸騰しました。想定外の早さで、慌ててドリップの準備に取り掛かりました。ボディも小さいため一見そんな風には思わないのですが、ケトルをよけてのぞいてみると、なかなかの火力。二次燃焼のパワーに驚かされました。
3-4.テクニック要らず!簡単に火をおこせる
・ドリップコーヒー
湿った蒔を乾かすところからスタートし、ようやく美味しいドリップコーヒーを淹れることができました。静かにゆっくりと流れる川を眺めながら温かいドリップコーヒーをいただく・・こんな幸せな瞬間は他にないですね。
・ランチ
今日のメインイベント!コーヒーを飲みながらブランチを作ります。
友人にはウッドストーブの小窓から少しずづ薪をくべてもらい、調理は私が担当しました。フライパンもすぐに温まり、バターをひいて分厚いベーコンと卵を焼きます。
ここで気が付いたことがひとつ。ケトルやフライパンの底が煤で真っ黒になっていました。これは薪を燃やしているので仕方ないですね。そんなことよりこの火力の方が大事!
野菜を切って準備し、卵の上にチーズを乗せて溶けるのを待ちます。
そしてチーズも色づいてきた頃、豪快にパンに乗せ、マスタードをかけて完成!!
温かい火を囲みながらチーズとろける絶品サンドイッチを頬張る女子2人。
火も均一に通り、ベーコンはカリカリ、卵の黄身はトロ〜っとした仕上がりで、大満足のアウトドアブランチを楽しめました。
・マシュマロ
しばらく忘れていましたが、デザートにしようとマシュマロを準備してきました。
マシュマロは焼くと少しカラメルのようになり100倍美味しくなります。バーベキュー用の串に刺して軽く火で炙ると少しずつ色が変わっていき、外はカリッと中はトロッとした理想の焼きマシュマロが完成。気を抜いて何個か真っ黒に焦がしてしまいましたが、真っ黒になったマシュマロも懐かしいですね!コーヒーとカリとろのマシュマロで食後をまったりと過ごしました。
私と友人はアウトドアには慣れていますが、さすがに湿った薪には二人で降参しかけました。自分の準備不足を反省しつつも、こうしてあれこれ工夫して料理にチャレンジできるのも、アウトドアならではの楽しみのひとつですよね!
3-5.細部にまで宿るデカトロンらしさ
さて今回は気になっていたQUECHUA (ケシュア) キャンプウッドストーブをハンドキャリーし、湿った薪から火を起こし、目的のアウトドアランチを存分に楽しめましたが、火力以外にも気に入った点がいくつかあったのでご紹介します。
・デザイン
まずはデザインについて。ステンレス製のおしゃれなボディで、作りがしっかりとしています。小さいロボットのような円柱型のデザイン。3本の足と小窓、灰を取り出せる受け皿もボディと一体化しており、シンプルでミニマムなデザインがとても気に入りました。
・サイズ
女性でも楽に扱えるほど軽量コンパクト!くべられる薪が小さいので、1リットルのお湯を沸かすのに時間がかかるのでは?と感じましたが、予想したより早く沸騰し、二次燃焼が可能だとサイズが小さくても火力にパワーが出ることがわかりました。
・付属の金棒
ユーザー目線で作られていると感じた点は、付属の金棒。持ち上げるためのハンドルはついていませんが、金棒が付いています。煙突部分の両サイドに穴が空いており、そこへ金棒を差し込むと両端を持って持ち上げることができます。たまたま軍手を忘れたのですが、消火後のストーブを移動させるのに非常に便利なツールでした。
以上の5点が、特にデカトロンらしさを感じたポイントでした!
4.経験から学んだウッドストーブを使う上で気を付けたい3つのポイント
初心者は忘れがち?今回の経験から、自然の中で安全に火を使用するためのポイントをシェアしたいと思います。
4-1.場所
今回ウッドストーブを使用した場所は、すぐ目の前が川でさらに地面や落ち葉がびっしょりと濡れていたのですが、当然野外で焚き火をする際は、周りに可燃性の物を置かないように注意しましょう。そして消化用の水も用意しておきましょう。また小さいお子様やペットがいる場合は、次に紹介するウィンドスクリーンや囲いなどを使用して、十分に安全を確保した上で楽しんでください。
火気厳禁の場所もあるので事前に確認しておくと良いです。
4-2.季節
ウッドストーブは季節を問わず楽しむことができます。乾燥する秋冬は、草木に燃え移る可能性が高くなりますので、十分お気をつけください。
4-3.天候
当日の天候だけではなく、前日までの天候もしっかりと確認しましょう。今回は私の準備不足で着火剤などは何も持ち合わせていなかったため、木の皮を剥いで丸めたものを着火剤に使用しました。少しでも薪が湿っている場合、火が起こせないこともあります。初心者の方や、不安な場合は着火剤や乾燥した小ぶりの薪を準備していくのがおすすめです。また、このウッドストーブは筒状になっており四方からの風の影響は受けにくいですが、灰が飛ぶこともあるので、いざという時に使える風避けを1つ持っていると便利です。
5.ウッドストーブと一緒に使おう!次回はこれも持って行きたいアイテム3選
5-1.QUECHUA (ケシュア) キャンプ・ 登山・ハイキング ケトル MH 500 ステンレス (1L)
実は今回こちらもお借りすることができました!とにかく軽くて使いやすいケトルです。
ストーブとのデザインもマッチしていてセットで使いたくなります。
5-2.FORCLAZ (フォルクラ) 登山・トレッキング ストーブ用ウィンドスクリーン
軽量で折り畳みが可能な物があるので、こちらも1つ持っておきたいアイテムです。
5-3.QUECHUA (ケシュア) キャンプ クッキングセット ステンレス フッ素加工MH500 - 4人用 3.5L
ファミリーで使うのに便利で収納上手な料理セットです。マグカップもセットで付いており、鍋敷きで全てをひとまとめにできるのが何より魅力。2人用もあるのでカップルにもおすすめです。
私は電車移動が多いのでなるべくミニマム荷量で行動したいですが、デカトロンの製品は丈夫な上にどれもコンパクトになるので本当にありがたい!あまり冬用のギアを持っていないので、徐々に冬アイテムを増やしていきたいと思います。
6.まとめ
今回の、奥多摩の静かな河原でのアウトドアブランチは大成功に終わりました!
空気がひんやりしてくる季節。キャンプ以外にもハイキングなどのアウトドアアクティビティを楽しんだ後に、温かいものを食べたり飲んだりできるのは幸せです。
次はスープ系の料理にチャレンジしてみようと思います。冬のアクティビティも楽しみ〜!