山に挑む者たちへ

SIMOND

SIMOND(シモン)とは登山家やクライマーと、偉大な自然に挑戦するアスリートたちに向け、高品質な装備を提供します。カラビナやピッケル、アイゼンは全てフランスはモンブランの麓、シャモニー地方で設計、製造されています。

PIONEERS

頂上到達した登山先駆者たち

SIMONDの装備は、登山の黎明期から数々の遠征隊によって使用されてきました。 エベレストやアンナプルナをはじめとする山々の初登頂の際にも、アルピニストやクライマーたちのそばで支え続けてきました。

1950年

アンナプルナ初登頂
モーリス・ヘルツォク・ルイ・ラシェナル

1953年

エベレスト初登頂
エドモンド・ヒラリー・テンシング・ノルゲイ

1973年

ドルス北東ガリー初登頂
ウォルター・セキネル

1991年

K2北西稜初登頂
クリストフ・プロフィット・ピエール・ベギン

2017年

ヌプツェ南壁初登場
ベンジャミン・ギゴネ
2018年「ピオレ・ドール」受賞

2021年

チャムラン(ネパール)の北ピラール(標高7319m)初登頂
ベンジャミン・ヴェドリネヴェドリネス

現在

SIMONDの装備は、未来のの高所ガイドを育成するフランス国立スキー登山学校「ENSA」のトレーナー等、最も安全性や質に重きをおく登山家たちによって山岳地帯で開発、テストされています。

150年以上歩み続けるSIMONDの歴史

ブランド創設ストーリー

SIMONDのすべては、150年以上も前に鍛冶屋兼クリスタル彫刻師でもあったシモン兄弟から始まりました。彼らは熟練した木材や金属の加工技術を持ち、初期の山岳冒険家たちは山の探検を可能にするギアの製造を彼らに依頼しました。

登山の歴史と密接に結びつく1つの物語

SIMOND 年表ギャラリー

1820年 - 1860年

1820年代初頭、モンブラン例のシャモニー出身であるシモン家には多くの兄弟がおり、全員が鍛冶屋とガラス職人でした。彼らは鉄と木材の加工に熟練しており、アルブ川のほとりに鍛冶場を構え、農具、鐘、ガラス加工用の道具を製造していました。登山黎明期の最初の探検家たちはシモン兄弟にモンブラン探検に必要な道具を作るよう依頼しました。

製品開発ストーリー

現在、フランスはモンブランの麓、シャモニーの地方にある開発センターで、あらゆるアルピニストやクライマーのための装備を開発し、彼らの冒険を応援しています。私たちは世界のトップアスリートとともに、安全で冒険にぴったりなイノベーション製品を提供し続けています。SIMONDは、高水準なパフォーマンスとクオリティーを保証するISO 9001 認証を取得しており、私たちの卓越したノウハウは、世界中で信頼されています。

本部・製品開発拠点紹介

SIMOND & FACTORY

こちらの雄大な自然の中に広がる約3,000平方メートルの施設では、デザイン、エンジニアリング、イノベーション、開発実験、プロトタイピング、生産ライン、ショップ、テスト場、物流プラットフォーム、出荷設備を完備した、SIMONDマウンテンギアの全ての源流として設置されています。また、保有敷地の内200平方メートルはSIMONDミュージアムとして運営されており、登山黎明期からの歴史と現代を繋ぎ、語り継いでいます。

今日のSIMONDの製品開発リーダー

チーム紹介

SIMONDの製品開発や製造には各分野のエキスパートが世界中で数多く活躍しています。ここでは、ヘッドクォーターのシャモニーにて、SIMOND製品イノベーションの中核を担う6名を紹介します。

Lea (レア)

カラビナエンジニア

Pedro(ペドロ)

30年以上のピッケルとアイゼン製造オペレーター

Aurelie(オーレリー)

品質管理

Mathieu(マチュー)

3Dデザイナー

ALICE(アリス)

サステナブル開発リーダー

ROMAIN(ロマン)

プロトタイパー

アスリート紹介

SIMONDは、プロのアルピニストやクライマー達と密接に連携しています。彼らは、過酷な山岳地帯や岩場での経験とスポーツ専用装備の使用に関する専門的な知識を持っており、製品開発において、的確なフィードバックをすることが可能です。SIMONDとプロアスリート達の絆は、製品の使いやすさ、快適さ、パフォーマンスを飛躍的に向上させるイノベーションと常につながっています。

Benjamin Guigonnet (ベンジャミン・ギゴネ)

ヌプツェ南側初登頂 - ヒマラヤ、ネパール 7,742m、2200m、WI6、M5+。「gang des Moustaches」(口ひげギャング)と。FFCAM
(アルペン・登山クラブ連盟)のフランス国立登山優秀グループ(GEAN)のトレーナー。

Meije Lerondel (メイジェ・レロンデル)

フランスと日本のハーフでクライマーとして活動。国際大会に多く出場しており、2023年8月に韓国で行われたIFSC 世界ユース選手権のユースA女子 リード部門で1位を獲得されています。

Thibault Lair (ティボー・レア)

9aルートを次々と制覇したピレネー山脈出身のクライマー: 「トゥ・ザ・ムーン」、「ソウル・サーファー」、「マイ・リトル・プリンセス」、「ラ・ヒハ・デ・ラ・ルナ」、「ラ・ミニット・デ・レシ」、「ニルスブル」

Mickaël and Bassa Mawem(ミカエルとバッサ・マウェム)

フランスのナショナルクライミングチーム所属のマウェム兄弟は、クライミングセンターの運営や、101のプロジェクトに携わっています。ミカエルの得意な競技はボルダリングですが、複合カテゴリーを構成する3競技すべてで万能です。バッサは、2021年の東京オリンピックで、5.45秒という初のスピードクライミング記録を樹立しました。

Antoine Bletton (アントワーヌ・ブレトン)

元高高度軍事グループのメンバー。「何でもできるが、何一つマスターしていない。登山では多才であるよう心がけている。」が、モットー。

歴史と冒険家との絆が生み出すイノベーション

製品紹介

VERTIKA
クライミングシューズ

プロクライマーである、ミカエル・マウェムと共同開発。人間工学に基づく設計と、グリップ性と製品寿命の両立を可能とするVIBRAM®XSソール仕様で、より高みを目指すプロへ向けて創造されたSIMONDの技術の結晶です。

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オートロック HMS型
カラビナ

あらゆる状況で操作を最適化するために、特許取得済みのスパイダークロージャーシステムを改良しました。キーロックシステムのオス部分をカラビナのノーズからゲートに移動することで、開口部が完全に解放されます。シームレスで滑らかな使用感を実現します。

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アジャスタブルハーネス

EVA樹脂と3Dメッシュによる「快適フレーム」構造を採用。優れた体重分配を可能にし、あらゆる体型にもフィットできるよう調節可能で、大自然に挑む皆さんの安全性をサポートします。

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ALPINISM 33L
クライミング・マウンテニアリング バックパック

背負った時の快適性や透湿性はもちろん、大きな開口部やピッケルやスキーボードの装着用ループも装備し、体への負担を軽減しながらも山への冒険に必要なあらゆるものを持ち運ぶことが出来ます。

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