デカトロン ラケット部門担当 なな
テニスを始めるうえで初めに一番大切なことは正しいフォームでボールが打てるようになることです。肩や腰、捻る力をラケットに伝わらせ、ボールに込めます。そのうえで重要なのはラケットが重すぎず軽すぎず、大きすぎず小さすぎず、標準なラケットで打つことです。自分のクセや打ち方、打ちたいボールに合わせてラケットを変更していくことが上達の近道になると思います。
重量
270gの重さはラケットを振り切ることを容易にし、ボールをコントロールし、飛ばしやすくなります。
バランス
また、バランスポイントが330mmと中間具合で、どちらにも偏っていないので、初心者の方がスタートするには最適です。上達すればバランス感覚ができ、自分好みのトップヘビー(トップが重い)やトップライト(トップが軽い)なラケットをお選びください。
硬さ
硬度は68Rと100%カーボンファイバーを55%使用しているので、アルミニウム製のラケットよりも20%硬度が高いです。ラケットの硬さで打球感、ボールの飛び、面の安定感が影響されます。
ヘッドサイズ
ヘッド面積が660㎝²と中・大の標準サイズで、打球感覚を養っていただけます。
ニコラス エスクデ
世界ランクATP17位(2000年)
1995年~2004年まで現役で活躍、2001年にデイビスカップ(DAIVS CUP)で優勝、2004年にドーハオープンも優勝するなど、数々の経験があります。一線で活躍していた彼の経験から、Artengoの最も技術的な部分の開発に携わり、不可欠なメンバーです。
TR160 GRAPHも彼らのような元・現役テニスプレイヤーの下で開発され、100時間以上のテストを経て製品化されています。