キャンプを快適に過ごすために重要なアイテムの一つがアウトドアチェア！
アウトドアチェアの中にはコンパクトタイプ・リクライニング機能付きのタイプなどさまざまな種類があり、選び方次第で使用感が大きく異なります。
この記事では、アウトドアチェアの種類や選び方、おすすめ製品をご紹介します。
アウトドア選びでお悩みの方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
1.あなたのスタイルに合わせて！アウトドアチェアの3つの種類
アウトドアチェアには、さまざまな種類があります。
そのため選ぶ際は、ご自身のキャンプスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
ここではハイチェア、ローチェア、座椅子の、3つの種類と特徴について解説します。
1-1.楽な姿勢で食事を楽しめる：ハイチェア
ハイチェアは座面の高さが40cm以上のが多く、また背面のサポートがあるので食事や作業などが楽になるのが特徴です。
また座面が高いため立つのが楽になり、足腰に負担がかかりにくいです。
普段ダイニングテーブルをご使用される方は、違和感なく使用できるでしょう。
しかしかさばる製品が多いので、コンパクトなものを選ぶ。または小さな子どもさんには高さが合わないこともあるので、テーブルの高さが自由に変えられるものを探すのもよいかもしれません。
またハイチェアにはリクライニングできるタイプもあります。
背もたれの角度を段階的に調整でき、キャンプ先でゆったり過ごしたいという方や空や星空の観察を楽しみたい方に合います。
ただしリクライニング付きは重さが伴うので、車で行くアウトドアを楽しむ際やオートキャンプ場などでの活用がおすすめです。
1-2.足を投げ出してゆったり座れる：ローチェア
ローチェアは、座面の高さが20〜40cmほどのものが多いです。
大人数でワイワイ焚火を囲んで団欒したり、ハンモックタイプなど、足を伸ばしてすっぽり包まれるように深く座ってリラックスするできるタイプもあります。
また地面の近くに座れるため、火いじりをしたい方、じっくり調理をするかたにもおすすめです。
またテント内で使用する場合も、高さが低いため空間が広く感じられるでしょう。
ただし深く腰掛けると立ち上がりにくいという点もあるので、頻繁に作業を行う場合は他のタイプのチェアが良いかもしれません。
1-3.コンパクトに持ち運んで素足で利用できる：座椅子
座椅子タイプは、地面に座ってくつろぎたい方におすすめのチェアです。
軽量なうえ、コンパクトに折りたためるタイプが多いので、荷物をへらしたい方にもおすすめです。
素足でのんびりしたい方や、持ち運びやすいものをお探しの方にピッタリでしょう。
またストラップを調節することでマットレスにできるタイプもあります。
デメリットとしては、座面が低いため立ち上がりにくかったり、地面の影響（雨や寒さ）を受けやすいことです。
そのような場合は、防水タイプのグランドシートを敷いて対策するとよいでしょう。
2.アウトドアチェアの選び方
ご紹介したようにさまざまな種類があるアウトドアチェアは、デザインで選ぶだけではなく、キャンプスタイルや機能性などの面にも注目して選ぶと快適に過ごせるでしょう。
ここでは、利用シーンや機能性、持ち運びやすさ、素材、お手入れのしやすさなどの面から、アウトドアチェアの選び方について解説します。
2-1.利用シーン・キャンプスタイル
アウトドアチェアは、キャンプスタイルに合わせて選ぶのがおすすめです。
- キャンプファイアーなど長時間座る予定がある：座り心地を重視する
- 食事や会話を楽しみたい：テーブルを囲んで自然な姿勢で座れるものを選ぶ
- 大自然を満喫したい：座椅子やリクライニングなど自然を感じられるタイプのものを選ぶ
実際にどのようなシーンで使用するかによってベストなチェアが異なるため、ご自身のスタイルに合わせて選びましょう。
2-2.機能性
アウトドアチェアを選ぶ際は、使用するニーズに合わせて機能性も重要です。
- 立ったり座ったりする機会が多い：腰に負担の少ないチェア（高さがマッチしている）
- 長時間座りたい：リクライニングできるタイプ
- 身体が大きい：耐荷重に注意しましょう
自分のキャンプスタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
2-3.持ち運びのしやすさ
持ち運びのしやすさは、使用されている素材の重さや収納時の大きさで変わります。
小さくたためるタイプは持ち運びやすく便利ですが、広げた状態での座面の張り具合を確認しておきましょう。
座面にたわみがあるものは、座り心地に影響する可能性があります。
またチェアは人数分必要となるため、携行性と座り心地のバランスも考慮して決めるとよいでしょう。
2-4.素材
素材を検討する際は、座面とフレームに分けて考えましょう。
座面の素材には、一般的にはポリエステルやナイロン、コットンや混紡素材などがあります。
焚き火を楽しむなら、比較的火に強いコットンやコットンの混紡を使用しているものがおすすめです。
軽さを重視する方は、ポリエステルやナイロン製を選ぶとよいでしょう。
また暑い時期には、通気性のよいメッシュ製のチェアだと快適です。
フレームの素材は、主にアルミ・スチール・木です。
アルミはやや高額なものが多いですが、軽くてさびにくくキャンプには適した素材です。
スチール素材はさびやすいため、お手入れが必要です。
また重量もありますが、耐久性に優れています。
木製は重量があるものの、肌当たりの柔らかさやあたたかみを感じられるという魅力があります。
それぞれ、メリットやデメリットがありますが、お好みのデザインやキャンプスタイルに合わせて決めるとよいでしょう。
2-5.お手入れのしやすさ
キャンプなどアウトドアでチェアを使用すると、どうしても汚れてしまいます。
アウトドアチェアを長く使うためには、お手入れのしやすさも考慮しましょう。
組み立て式のチェアはフレームと生地が分離できるので、生地が汚れても洗いやすいです。
ただし生地の素材によっては、洗うと縮んだり、型崩れ、風合いが変わったりすることがあるため、購入前に説明書などで洗い方の確認をしておくと安心です。
3.【アウトドアチェア】おすすめ7選
アウトドアチェアの種類や選び方について解説しました。
ここでは、おすすめのアウトドアチェアを種類別に4つご紹介します。
3-1.リクライニング機能付きのハイチェア
座面が高く座りやすいハイチェアに、リクライニング機能が付いたタイプを2つご紹介します。
立ったり座ったりの負担を軽くしながらもリラックスして過ごしたい方は、ぜひ参考にしてください。
座面の高さが44cmあり、ヘッドレスト、アームレスト2か所に加え、バックレストは好みのポジションにリクライニングできる快適設計のチェアです。
また、背もたれには風通しのよい通気性生地を使用しているため、暑い季節でも快適に過ごせます。
折りたたむとフラットでコンパクトに収納できるのもポイントです。
こちらは座面の高さも変えることができ、それに伴って背もたれの角度がかわるチェアです。
取り外し可能な2つのアームレストに広いシート、枕の位置もアジャストできて通気性の良い背もたれを備えており、快適なキャンプ時間を過ごせます。
耐荷重も150kgあり、折りたたむとフラットでコンパクトに収納できるのもポイントです。
3-2.ハイチェア
簡単に設営できコンパクトに収納できるおすすめのハイチェアを、2つご紹介します。
持ち運びしやすいハイチェアをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
こちらのハイチェアは背もたれが高く、アームレストもあるため食事やリラックスタイムも快適に過ごせます。
また透湿性や通気性に優れた素材を使用しているため、暑い季節も快適に過ごせるでしょう。
ほかにも折りたたむとコンパクトに収納でき、運搬しやすい本体付属のストラップがあるのも一つの嬉しいポイントです。
アームレストにカップホルダーもあり、快適に過ごせるチェアです。
強度の高いパイプとファブリックで、丈夫な設計になっています。
また設営も簡単で、伸縮性バンドで折りたたんだ状態をキープできるため収納しやすく、さらに運搬しやすい本体付属のストラップがあるため快適に使用できるでしょう。
3-3.ローチェア
安定した座り心地を求める方に、おすすめのローチェアを2つご紹介します。
軽量でコンパクトに持ち運びできるローチェアをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
包み込まれるような座り心地で、キャンプ時間を快適に過ごせるローチェアです。
1.1kg と軽量であることに加え、チューブの内部にゴムバンドが付いており、すばやくコンパクトに折りたためるため気軽に持ち運びできます。
また、左側には便利なドリンクホルダーも付いています。
こちらは上記でご紹介したローチェアよりも背もたれが長くなっており、快適にくつろげるローチェアです。
こちらも1.8kgと軽量でチューブの内部にゴムバンド付きで、すばやくコンパクトに折りたたみ、持ち運びが可能です。
また、収納袋に詰め物を入れてチェア上部に引っ掛ければヘッドレストになり、よりリラックスして過ごせるでしょう。
両サイドに小物を収納できるポケット付きなので、ドリンクなどの小物が入れられるのもポイントです。
3-4.座椅子
軽量で、コンパクトな座椅子タイプのチェアをご紹介します。
座敷スタイルのキャンプに合うチェアをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
レジャーシートやテント内で、快適にすごせる座椅子タイプのチェアです。
丸めればわずか5.6リットルのスペースしか取らず、重さも555gと軽量のため収納にも困らないでしょう。
また調節可能なストラップが付いており、背もたれの角度を調節したりマットレスにしたりすることも可能です。
座面にはリップストップ素材を使用し、耐久性も高くなっています。
4.まとめ
アウトドアチェアは、座面の高さや機能・携帯性など、さまざまな種類があります。
そのため、ご自身のキャンプスタイルに合ったチェアを選ぶことが大切です。
また車の使用の有無においても選択肢は異なり、安全に使用するためには耐荷重も要チェックです。
本記事を参考に、ご自身のスタイルに合ったアウトドアチェアを見つけてみてください。
