【ビギナー必見】トレッキングポールの使い方とおすすめモデルを徹底解説

【ビギナー必見】トレッキングポールの使い方とおすすめモデルを徹底解説

トレッキングの必須アイテム「トレッキングポール」歩行の補助だけでなく、体にかかる負担を軽減してくれます。本記事では、トレッキングポールを効果的に使用するための正しい使い方や選び方、おすすめの製品について解説します
目次

トレッキングポールは、トレッキング時の歩行を補助し、体への負担や疲れを軽減してくれるアイテムです。

本記事では、初心者にもわかりやすく、トレッキングポールの正しい使い方や選び方について解説します。

トレッキングを始めたいと思っている方や、登山ビギナーの方はぜひ参考にしてください。


1-1.トレッキングポールを 使用する目的は3つ

1-2.トレッキング ポールは3種類

2-1. 平地での使い方

2-2. 登り坂・下り坂での使い方

3-1.体重のかけ方

3-2.ポールをつく角度

3-3.使用前に点検を行う

3-4.使わないときは収納する

3-5.先端ゴムは必要に応じて取り外す

4-1. FORCLAZ(フォルクラ)トレッキングポール I型 ピンロックタイプ A 100 1本

4-2. FORCLAZ(フォルクラ)トレッキングポール I型 ピンロックタイプ A 200 1本

4-3. FORCLAZ(フォルクラ)トレッキングポールT型 ピンロックタイプ A 300 1本

4-4. FORCLAZ(フォルクラ)トレッキング ポール 超小型 MT500 1本


1. トレッキングポールを使う前に知っておくべきこと

トレッキングポールを正しく使うことで、起伏のある山道などを歩く際の安定性が増し、トレッキングをより安全に楽しめます。

ここでは、トレッキングビギナーの方が知っておくべきトレッキングポールの使用目的と種類について解説します。


1-1. トレッキングポールを 使用する目的は3つ

トレッキングポールを使う目的は、「歩行時の推進力アップ」「膝や腰への負担軽減」「バランスの維持」の3つです。

歩く道の傾斜や状態によって、トレッキングポールが担う役割は異なります。

・登り→上半身の力を利用し推進力をアップさせる/足腰への負担を軽減させる

・下り→片足にかかる自分の体重と荷物の重量を支える/着地時の体への衝撃を緩和させる

・凹凸のある道→体のバランスを保ち転倒を防ぐ

これらの目的を果すためには、用途や体型にあったトレッキングポールを選択し、正しい使い方をすることが重要です。


1-2.トレッキングポールは3種類

トレッキングポールは、グリップ(握る部分)の形状によってI字型・T字型・2Way型の3タイプに分けられます。

タイプ

特徴

使用に適したコース

I字型

  • 通常2本で使用するダブルタイプ
  • バランスが取りやすくリズムよく歩ける
  • アップダウンの激しい登山道
  • ロングトレイル

T字型

  • 1本で使用するステッキタイプ
  • 片手が空くため手すりなどにつかまりやすい
  • アップダウンの少ない道
  • ハイキングコース

2Way型(I字型+T字型)

  • I字型とT字型両方のメリットをもつ
  • 登りと下りで握り方を変えられるため、手首にかかる負担を軽減できる
  • ハイキングコースからアップダウンの大きい登山道まで幅広く使用可能

トレッキングポールを選ぶ際は、以下の6つのポイントをチェックしましょう。

・握りやすさ

・調節のしやすさ

・持ち運びやすい軽さ

・収納のしやすさ

・耐久性

・季節問わず使用できる互換性

デカトロンでは、これらの点を考慮して開発されたFORCLAZ(フォルクラ)のトレッキングポールを取り扱っています。

2本使いに最適なI字型と、I字型とT字型のメリットを兼ね備えた2Way型から、お好きなタイプをお選びください。

1本単位で販売しているため、I字型をステッキのように使用したい方や、片方が壊れ1本のみを買い足したい方にも、お気軽にご購入いただけます。


2. トレッキングポールの正しい使い方

登山をより安全に快適に楽しめるよう、サポートしてくれるトレッキングポール。

しかし、使い方を誤るとかえって膝や腰への負担が大きくなり、体力を消耗させてしまう恐れもあります。

トレッキングポールを購入する前に、正しい使い方や握り方のポイントをおさえておきましょう。


2-1. 平地での使い方

まず、I字型、T字型、2Way型の中から、自分が歩くトレッキングコースに最適なタイプを選びます。

トレッキングビギナーの方には、ハイキングコースから中上級者向けの登山道まで幅広く使える2Way型がおすすめです。

トレッキングポールの長さは、平地での使用時に肘が90度程度になるのが理想です。

角度が狭すぎたり広すぎたりすると、姿勢が崩れ体に余分な負荷がかかります。

自分の身長に合ったサイズ、あるいは長さ調節が可能なモデルを選びましょう。

トレッキングポールを使用する際は、はじめにグリップを握ったときに手が安定しやすい長さにリストストラップを調節し、下から上に手を通します。

I字型を使用する場合は、登りでは横から手のひらを密着させてつかみ、下りでは上から被せるように握ります。

T字型の場合は、T字のグリップの短い方を前に向けて親指と人差し指で握り、長い方に残り3本を軽く添えましょう。

2Way型は、T字部分の下がI字型と同じように握れる構造になっているため、シーンに合わせて使い分けが可能です。

トレッキングポールは、リストストラップ、グリップ、シャフト、バスケット、先ゴムなどのパーツで構成されています。

登山中の故障を防ぎ、安全に使用できるよう、パーツの点検やメンテナンスを定期的に行うことをおすすめします。


2-2. 登り坂・下り坂での正しい使い方

トレッキングポールの長さは自分の体に合わせることに加え、肘の角度を90度に保てるよう、道の傾斜によって変える必要があります。

登りの場合は地面との接着面が高くなるためやや短めに、下りの場合は地面との接着面が足元より低くなるため、やや長めに設定します。

登山途中での調節が難しい場合は、握る位置を変えて対応しましょう。

アンダーグリップ付き(グリップ下にさらに握れるようラバー加工が施されているもの)のI字型、または2Way型を選べば、持つ位置だけで長さを微調整できるため、トレッキングビギナーでも焦らず対処できます。

 

3.トレッキングポール使用時の注意点

トレッキングポール使用時に注意したい5つのポイントをお伝えします。

3-1. 体重のかけ方

トレッキングポールはあくまで歩行を補助するためのアイテムであり、危険回避を目的とするものではありません。

トレッキングポールに体重をかけすぎると、体勢が崩れ体に負荷がかかり転倒につながる恐れもあるため、身体を支えるという役割を意識して使用しましょう。


3-2. ポールをつく角度

トレッキングポールは、地面と垂直につくよう意識しましょう。

遠くにつきすぎると腕の力で体を引き寄せたり支えたりしなければならず、腕に余分な負担がかかります。


3-3. 使用前に点検を行う

トレッキングポールを安全に使用するため、使用前にパーツの緩みや不具合などの点検を行いましょう。

長く愛用できるよう、使用後すぐに汚れをふき取り、破損部分がないか確認しておくことも大切です。


3-4. 使わないときは収納する

道幅の狭い登山道では、トレッキングポールがほかの登山者に当たったり、まわりの木や岩場に引っかかったりする恐れがあります。

使用時以外は、登山リュックに備え付けられているフックに固定するか、リュックの中に収納しましょう。


3-5. 先端ゴムは必要に応じて取り外す

トレッキングポールの先端のゴムは、山道を保護し、周りの方にけがをさせるリスクを回避してくれます。

ただし、滑りやすい場所では転倒防止のため、地面をしっかりとらえられるよう適宜外しましょう。



4. 【おすすめトレッキングポール4選】使いやすいモデルを一挙に紹介


デカトロンがおすすめするFORCLAZ(フォルクラ)製トレッキングポールは全4モデルです。

一般的に1万~3万円ほどするものが多い中、¥1,290~¥6,290と初心者でも購入しやすい価格帯となっています。。


4-1. FORCLAZ(フォルクラ) トレッキングポール I型 ピンロックタイプ A 100 1本


数回のハイキングでの使用に適している、もっともシンプルなモデルです。

人間工学に基づいてデザインされたI字型のグリップは、柔軟性に優れフィット感も抜群。

本体はアルミニウム製、先端はスチール製で、200gと軽量です。

押しボタン式のプッシュピンシステムを採用しており、簡単に4段階(105 cm/110 cm/115 cm/120 cm)の長さに調節できます。

先端近くには、一体型のサマーバスケット(ぬかるみなどでトレッキングポールが沈み込むのを防ぐパーツ)が付いています。

デザイン、使いやすさ、価格のすべてにおいてお客様からご好評をいただいており、トレッキング初心者にもおすすめの製品です。


4-2. FORCLAZ(フォルクラ)トレッキングポール I型 ピンロックタイプ A 200 1本


I字型グリップの下にアンダーグリップが付いたモデルです。

人間工学に基づいて設計されたソフトフォーム付きのグリップと、長さ調節可能なリストストラップが搭載されています。

本体にはアルミニウム、先端には高硬度な炭化タングステンが使用され、230gと軽量でありながら耐久性にも優れています。

ボタンを押すだけのプッシュピンシステムで、簡単に5段階の長さ調節(110 cm/115 cm/120 cm/125 cm/130 cm)が可能です。

付属のサマーバスケットは、取り外しできます。

3つのセクションに分かれた伸縮式のため、使用時以外は57 cmまで縮めてコンパクトに持ち運べます。


4-3. FORCLAZ(フォルクラ)トレッキングポールT型 ピンロックタイプ A 300 1本

2WAY型グリップを採用したモデルです。

コーティング加工を施したT字型のロッドハンドルは、人間工学に基づいて設計された手首を痛めにくいデザインになっています。

本体にはアルミニウム、先端には高硬度炭化タングステンを使用。

重量は230gと軽量で、持ち運ぶ際は58 cmまで縮められます。

操作が簡単なプッシュピンシステムで、5段階(90 cm/95 cm/100 cm/105 cm/110 cm)に瞬時に調節が可能です。

本記事でご紹介する製品の中で、もっとも短い状態(90 cm)での使用が可能なモデルのため、小柄な方にもおすすめです。


4-4. FORCLAZ(フォルクラ)トレッキング ポール 超小型 MT500 1本

もっともコンパクトで頑丈な超小型トレッキングポールです。

5段階伸縮折りたたみポールで、36 cmまで短くできるため、登山リュックにも収納可能です。

本体はアルミニウム製、先端はタングステン製で、275gと軽量でありながら、ロングハイキングもサポートできる耐久性を備えています。

人間工学に基づいた3Dデザインの柔らかいグリップと、柔軟性のあるリストストラップで、手にしっかりフィットする設計です。

外部ロック式で、110 cmから130 cmまでの長さ調節をスピーディーに行えます。

外側のレバーを開き、グリップ部分を希望の長さまでスライドさせたあと、レバーを閉じればセット完了です。


5. 登山におすすめのシューズやリュックも

デカトロンでは、登山やトレッキングに最適なシューズ・リュックも取り揃えています。

トレッキングシューズは、歩く場所や歩行時間、背負う荷物の重量、天候などに合わせて選ぶことが大切です。

また、トレッキングリュックは、日帰り登山や数時間のハイキングであれば、軽食や雨具、防寒具などの必需品がピッタリ収まる10Lから30Lの小さめのリュックが最適でしょう。

詳しくはこちらをご覧ください。

【日帰り登山リュック6選】容量小さめのおすすめモデルを紹介!


6. まとめ

トレッキングポールを正しく使用することで、山道での歩行が安定し足腰への負担を軽減できます。

トレッキングをこれから始めるビギナーの方はもちろん、登山愛好家の方も、ぜひご紹介した使い方や注意点を参考に、快適なトレッキングを実現するためのアイテムとしてご活用ください。

デカトロンでは、頑丈な設計で機能性に優れたトレッキングポールを取り揃えています。

また、トレッキングや登山に最適なシューズやリュックも販売しています。

各アイテムの詳細は、公式サイトよりご覧ください。