【体験レビュー】キャンプ初心者必見最新ワンタッチテント!2秒で組み立て可能ってホント?!

【体験レビュー】キャンプ初心者必見最新ワンタッチテント!2秒で組み立て可能ってホント?!

時間やエネルギーを最大限にできる、多機能なワンタッチテントです。技術者や愛好家たちにより、妥協をぜずに開発された「QUECHUA (ケシュア) ワンタッチテント 2SECONDS EASY FRESH&BLACK 3人用」で、“あなた時間“を楽しむためのキャンプをしてみませんか?

目次
キャンプ初心者必見!テント選びのポイント&おすすめ製品8選 読む 【体験レビュー】キャンプ初心者必見最新ワンタッチテント!2秒で組み立て可能ってホント?! 【ビギナー必見】トレッキングポールの使い方とおすすめモデルを徹底解説

1-1.体験した製品

1-2.体験した場所

1‐3.体験した人

2-1.組み立てが噂通り本当に早い!

2-2.撤収も楽々!

2-3.夏場のキャンプでも快眠

2-4.風は通すが水は通さない

2-5.しっかりとした素材

2-6.エコでおしゃれ!

2-7.サンシェードとしても使える

3-1.重たい

3-2.グランドシートが薄い

4-1.ちょっと重たくないですか?

4-2.グランドシートが薄い件について。



1.基本情報

今回、デカトロンのご担当の方からお声掛けをいただき、気になっていた新商品のテントをお借りすることができました!こちらの記事では、新製品のテントについて実際に体験したレビューをレポートします。


1-1.体験した製品

QUECHUA(ケシュア) ワンタッチテント 2SECONDS EASY FRESH&BLACK 3人用を体験してきました。 2SECONDS EASY FRESH&BLACK 3人用の製品情報はこちら


1-2.体験した場所

今回、選んだキャンプ場は千葉県館山市にある「RECAMP Tateyama」 という2022年3月にグランドオープンした、海が見えるキャンプ場です。キャンプ場からビーチまで徒歩でアクセスでき、朝夕の景色も最高のロケーションでした。また、場内には子供が遊べるアスレチック広場や、充実したシャワールームなどもあり、ファミリーや初めてのキャンプにもおすすめです。

    

1‐3.体験した人

普段は、身体機能改善トレーニングを本職とするトレーナーのCHIHARUです!

大自然の中で生まれ育ち、休日は大部分を大自然の中で過ごしており、最近はスポーツとアウトドアを融合させた遊びに夢中です。

今回は、アウトドアをこよなく愛するプロスノーボーダー家族と、四季を制覇するベテランキャンパーの大人4人子1人の計5人で夏のサーフキャンプをしてきました!このメンバーは普段から、四季ごとのキャンプだけではなく、ロケーションに合わせたアクティビティも融合してアウトドアライフを楽しんでいます。

2.体験して感じた良いところ

さて、さっそくですが実際に使ってみて感じて良かった点から紹介します。

2-1.組み立てが噂通り本当に早い!

まず驚きを表したのが、仲間のベテランキャンパー。「これは早いね!笑」と一言。

今回、たまたま他メーカーの人気テントと比較ができたので非常にわかりやすかった点が、設営にかかる工数と所要時間が圧倒的に違うということ。

独自のしくみで瞬時に設営ができるワンタッチテントは、

①まず収納袋から出す

②地面に置く

③ 2ヶ所の紐を傘を広げるように引っ張る

④ペグ&ガイロープ設置

という流れ。

ポール・インナー・フライシート全てのパーツが一体化&連動しており、ワンタッチでパッと開く仕組み。

両側のひもを引っ張ると瞬時に立派なドーム型のテントに。

仲間の家族がようやくポールの組み立てに取り掛かる頃、こちらはすでにガイロープ設置中だから驚き。早いとは聞いていたものの、想像以上のスピード設営。簡単で早いのでキャンプ初心者や、一人での設営にも困らない点は、高評価です!


2-2.撤収も楽々!

撤収はというと、逆のプロセスを行い生地をまとめるだけ。

一般的なテント撤収時にありがちな複雑なたたみ方や、たたんだ後にかさばることもなく、間口の広いケースにスッキリと収納することができました。

室内に入ってしまった埃や砂などは、畳む前に持ち上げて、クルッとひっくり返すだけで、簡単に出すことが可能。

初心者は手順に悩む時間や手間を減らしたい、ファミリーは家族との時間を大事にしたい。さらに小さいお子さんがいれば、工数や時間にはとてもシビアになるもの。

大事な時間を無駄にしない、「撤収が簡単」というポイントは高評価!!


2-3.夏場のキャンプでも快眠

特殊生地FRESH&BLACKが使われているフライシートは、遮熱・遮光(99%)UVカット効果も抜群。期待以上のハイパフォーマンスでした!昼間でも全てを締め切るとライトが必要なほどの遮光力があり、野外という環境でさえも質の良い眠りが得られました。

また、数時間炎天下に放置し室内温度をチェックしたところ、温度が上がるどころか気持ち良く昼寝ができるくらいの温度。「涼しい!」と声が出るほど。

「朝4時頃には室内が明るくなり温度が上昇、汗だくで目覚めるという過酷さがキャンプの醍醐味だ!」という方には残念ながら期待に添えないでしょう。

夏のキャンプでここまで快適な睡眠が得られるとは思っていませんでした。


2-4.風は通すが水は通さない

テントで一晩過ごしたことがないキャンプ初心者にとっては、見逃しがちなポイントがテントの通気性。テントの換気口が少ないテントを選んでしまい、朝起きると周りに置いた荷物が結露でビショ濡れ・・という悲惨な朝を迎えるかも・・。

こちらのテントに関しては、合計6ヶ所にベンチレーション(換気口)が備わっています。

実際に昼夜で気温差があるコンディションであったにも関わらず、下方から外気を取り込み、暖かい空気を上4方向へ流すという計算された構造はしっかりと力を発揮していることが確認できました。風通しは抜群で、翌朝のインナーとフライシート共に結露はほとんどみられず。

実は設営前、ゲリラ豪雨に30分ほど打たれ、地面が完全に濡れている状態での設営を余儀なくされましたが、その状況でもインナーとフライシート共に問題はありませんでした。

歩いていて地面から水が染み出すような水溜まりの上でなければ浸水の問題もないと感じました。


2-5.しっかりとした素材

まず、フライシートのクオリティに関しては、最初に驚くポイントの1つかもしれません。

最近新しいテントをGETした仲間が、「この値段で、こんなにしっかりとした生地はなかなか見ないね。」と大絶賛するほど。

生地は4層構造でしっかりしており、裏側が透けることもありません。私も過去に、安いというだけで選んだテントの、ペラッペラの生地に絶句したことがありました..。

フレームに関してはというと、ポールのしなりを応用しているのが一般的なテントの耐風設計ですが、このテントは骨格となるフレームにある複数の関節が衝撃吸収力に優れており、安定性が高いと感じました。開いたテントを地面に置く際に、しっかりとした感じがわかります。

ありがちな張りの甘さでシートが風に煽られることはなく、海風にさらされている状況でも全く問題なし!

現地で風が気になり調べると、ガイロープを使ってテントが適切に設営された状態であれば、砂ほこりが立ちはじめ傘をさしにくいくらいの風力(約6m/s)にも耐えられる耐風設計となってるので風を受けやすい環境でも安心できますね。

生地の内側も外側も品質の高さが感じられます。

早速、自分の家族やまだ小さい子供がいる友人にもおすすめしました!


2-6.エコでおしゃれ!

ネットで話題になっているテントを見てみると、渋めのカラーが人気なようで、キャンプ場を見渡しても同系色が多い印象です。

ケシュアワンタッチテントのフライシートに使われている生地は無地のグレージュ生地という、染色を行わない生地を採用し、染色による環境汚染や、水の使用量に配慮し、生産プロセスにもこだわりながらデザインされているのが特徴。

しかし、エコでありながらも気分が上がるおしゃれなアイテムを使いたい!というのが私の本音。

今回使ってみたテントはまさにヨーロッパ生まれのミニマムでエコクリーンな色合い。少しスポーティーなデザインが洗練されていてとても気に入りました!

森の緑や海の青、曇り空でさえも調和し、色も形もシンプルながら存在感があり、ひときわ目をひきます。


2-7.サンシェードとしても使える

インナーを外せば、海辺など日陰のない場所で大きなワンタッチサンシェードとしても使用できるため、例えば、サーファーであればショートボードごと中で休憩が可能。また、カメラやスマホなど熱に弱いデバイスも安心して置いておくことができます。

私は何度も経験がありますが、真夏の砂浜は、炎天下で冷たい飲み物がお湯のように温まり、デバイスは熱により故障の原因になります。これも優れた生地のおかげで熱をブロックできます!

小さい子供がいるファミリーは、キャンプ中のお昼寝にも大活躍します。太陽の動きとともに直射日光から逃げ惑うことなくお昼寝ができますね。


3.体験して感じた改善点

次に、体験して「ちょっと改善してもらいたい」と感じた点について紹介します。

3-1.重たい

総重量は8.2kgあります。生地や構造など、この超ハイスペックを考えると軽量と言えますが、8.2kg。
というのも、私は当初待ち合わせの駅まで手持ちで運ぶ予定だったので、徒歩で電車移動でというのを考えると、それは重く感じますよね!

3人用テントを手持ちで運び、現地まで行く人はおそらくいないとは思いますが・・。
小型車でもスペースを取らず、褒めたくなるほどコンパクトになるのですが、8.2kg。
正直、もう少し軽量だと尚うれしいです。

3-2.インナーのフロア生地

今回は、地面が芝生でよかったですが、雨が降っていたり、木の枝などがあるような地面だと、足で地面の凹凸が分かり、濡れている場合はひんやりとした温度も感じやすいので少し不安を感じます。もちろん、グランドシート無しでも使えますが、長く使用するためにはグランドシートは使用した方が良いと感じました。


4.おしえて!デカトロン|意見をぶつけてみました

3章で述べた改善してほしい点について、デカトロンの担当者に直球で聞いてみました!

4-1.ちょっと重たくないですか?

アウトドア担当Nana さん:「少し重いと感じるかもしれませんね!実は、2人用のテントと比較すると骨部分が2本増えており、その分重量もやや増えました。ただ、支えがたった1本増えただけで、組み立てに不慣れなユーザーが、慌ててペグを打って速やかに固定しなければならないなんて状況を少しでも回避できます。また、軽量化などは技術的に進歩してきておりますので、将来的には改善を重ねてより一層扱いやすいテントを開発していきたいです。」

4-2.フロア部分の生地に少し不安があったのですが、グランドシートは使った方がいいですか?


アウトドア担当Nanaさん: 「グランドシートは、長く愛用していただくために、擦れや汚れからテントを守るためにもご使用いただくことをおすすめします。何よりもクリーニングが楽ですし、更に長くご使用いただけます。」

ちょっと私のわがままにも思えるような質問にも丁寧にご回答いただけました。今日までユーザーの声に耳を傾けて、色々と改善を続けているとのことで、今後も色々なアウトドアアイテムを使うのが楽しみです!


5.こんな人におすすめ|その理由も


主に初心者やファミリー層におすすめ

ですが、総合的な性能の高さから、趣味のアクティビティや料理など、設営以外の活動時間を増やしたい!もっと色々なロケーションでキャンプをしてみたい!

という私たちのようなユーザーにも自信を持っておすすめしたいテントです。

デザインに憧れてやっと手に入ったテントも、組み立てや撤収に膨大な時間とエネルギーを費やし、休憩をしようにも暑くて中に入れないなど、キャンプには時間の犠牲や我慢が当たり前と思っている人は少なくないのではないでしょうか?

このテントなら、アクティビティを楽しむなど、好きなことに専念できます。

 

6.まとめ

今回、実際の体験談を書かせていただきましたが、いかがでしたでしょうか?

キャンプはそれぞれのプロセスを楽しむものでもありますが、家族団らんの時間、趣味の時間、食事やゆっくりと何にもしないで過ごす時間など様々な楽しみ方がありますよね。

私は、テントの設営はもちろん撤収にも時間がかからなかったので、撤収後も存分にアクティビティを楽しめました!

今回ご紹介させていただいたテントは、時間やエネルギーを最大限に節約できる、ハイコストパフォーマンスのテントです。技術者や愛好家たちにより、妥協をぜずに開発された「ケシュアワンタッチテント2SECONDS EASY FRESH&BLACK3人用」で、“あなたの時間“を楽しむためのキャンプをしてみませんか?