ボール、シューズ、グリップテープ、ウェア、タオル、水筒、制汗剤……など、テニスに必要なアイテムは多く、これらをラケットと一緒にまとめて運べるテニスラケットバッグは便利で使い勝手が良く、テニスの必需品といえます。
しかしラケットバッグは種類が豊富で、ラケットを1本だけ収納できるようなものからテニスに必要なアイテムを全て入れて運べるものまで、多種多様で、どれを選べば良いか悩んでしまう方が多くいらっしゃると思います。
今回「自分に合うラケットバッグを探している」「バッグを選ぶポイントがわからない」という方に向けて、バッグの種類や選び方のポイントをご紹介し、デカトロンおすすめの製品をランキング形式で紹介します。仕事帰りや休日にテニスする、部活用などシーンによっても適切なラケットバッグは変わってくるため、ぜひ参考にしてください。
【テニスラケットバッグを選ぶ前に】
テニスラケットはグリップが細く、フレームが膨らんでいる特殊な形状をしているため、普通のバッグに入れると、うまく収まらない場合が多いと思います。ラケットバッグはラケットを収納でき、見た目もすっきりと持ち運ぶことができます。ラケット全体を収納できるタイプや、デリケートなフレーム部分だけを収納できるタイプなどあります。
ラケットバッグを購入する前に、どのようなシーンでバッグを使用するのかをイメージしておきましょう。ラケットを1本だけまたは、複数のラケットを運ぶ場合もあります。自分には何本収納できるバッグが必要なのかを想定しておくことが大切です。
デカトロンでは、様々なニーズに応えられるテニス用品ブランドARTENGO(アルテンゴ)を展開しています。アルテンゴは世界上位ランカーを含む元プロテニスプレイヤーが監修しているブランドで、ボールやラケット、シューズはもちろん、ラケットバッグまで多種多様な製品を開発しております。テニスプレイヤーだからこそ見える視点を取り入れて開発しているため、品質や使いやすさにこだわった製品を取り揃えています。テニス用品選びに迷ったときは、ぜひアルテンゴの製品を検討してみてください。
製品はオンラインでも購入可能ですが、阪急西宮ガーデンズ、幕張メッセにて実店舗も構えているため、専門知識を持つスタッフに相談しながらバッグをご購入いただけます。これからのテニスライフを充実させるためにも、自分にぴったりのテニスバッグをお選びください。
【ラケットバッグの選び方】
収納スペース、バッグのタイプ、機能性、使用シーンの4つに分けて、ラケットバッグを選ぶ際のポイントを解説していきます。
ラケットバッグはものによっては10本以上ラケットを収納できるタイプもありますが、たくさん収納できれば良いというものではありません。ラケットを含めたテニス用品のうち、何を入れておきたいのかを考えて、それに見合ったものを決定することがおすすめです。
また、ラケットバッグは「ソフトケース」「トートバッグ」「リュック」「楕円形」の4種類があります。他にもバッグの素材や機能性も様々で、水を弾くものやクッションで収納物を防護してくれるものもあります。
最後に最も重要項目は使用シーンで、扱い辛いや入らないといったことにならないようにシーンに合わせて使い分ける事も必要です。そのため複数のラケットバッグを持っている方が便利かもしれません。アルテンゴでは5000円以下のリーズナブルな製品を販売しているので、複数持ちも検討してみてください。
■収納スペースで選ぶ
「大は小を兼ねる」というよりは、収納するラケットの本数や着替えなど、必要なスペースに併せてバッグの大きさを変える方がいいと思います。例えば6本まで入るラケットバックは、持ち歩いている途中に中の荷物が動いてしまい、バッグの中が見にくくになってしまいます。そうならないために、必要な収納スペースを見極めておくことが大切です。収納スペースでバッグを選ぶ時、「収納したいラケットの本数」「着替えや小物の量」を考慮するといいでしょう。
・ラケットの本数
自分のラケットだけを収納するのか、また、ガットが切れたとき用の予備のラケットを入れておくのか、家族や他の人のラケットも併せて収納しておくスペースが欲しいのかを考えておくと、必要なスペースが見えてきます。
・着替えの量と小物
着替えやシューズはどれぐらいになりそうですか?休日にテニスするために出かける場合は、まとめて持ち運ぶ方が便利なので収納スペースが大きめのバッグがおすすめです。反対にシューズをロッカーなどに保管している場合は、コンパクトなバッグでも問題はないと思います。必要な容量が決まれば後は「荷物は全部背負って両手を自由にしておきたい」「荷物は小分けにしておきたい」など、ニーズに合わせてバッグのタイプをお選びください。
■バッグのタイプで選ぶ
ラケットバッグは「ソフトケース」「トートバッグ」「リュック」「楕円形」の4種類があります。特徴をタイプごとに把握することで、自分のニーズに合ったアイテムを探しましょう。
・ソフトケースタイプ
ソフトケースタイプはポリエステルやナイロンでつくられた布製とポリ塩化ビニル製の製品が一般的です。バッグとしては最も省スペースで、1~2本のラケットを入れておくための製品が多く、肩にかけたり、背負って持ち歩く用途に適しています。ボールやボディシート程度なら一緒に入れておけるので、壁打ちなどの自主練や昼休みの練習など、最低限の荷物で良い場合に適しています。
クッション性があるものも多く、ラケットの保護ケースとしても活躍してくれます。お手軽な価格で手に入る製品もあるので、お気に入りにバッグが見つかるまでの間はソフトケースタイプを使用するのもおすすめです。
・トートバッグタイプ
デザイン性が高いものが多く、ボールやウェア、ペットボトル、シューズのほか、携帯電話や財布などの日常で使う小物も一緒に入れて持ち歩くことができます。ファスナーやポケットがついていて小物を小分けして収納できる機能面が優れています。
普段着・スポーツウェアどちらにも合うデザインが多く他のスポーツでも使いたい方にも人気が高いタイプのバッグです。ラケットは1~3本程度入れることができてコンパクトに荷物をまとめられ、グリップ部分がはみ出るタイプが多いです。
・リュックタイプ
トートバッグ以上の収納力があり、複数の収納スペースや小物用ポケットがついていることが多いのが、リュックタイプです。カテゴリ別に荷物分けたり、テニス以外の日用品も収納できます。通勤や通学用としてPCやファイル、教科書を一緒に入れて使用するなど、汎用性が高い人気のタイプです。
近年は一見テニスラケット用バッグには見えない製品も販売されています。ラケットの収納容量は2本程度が一般的ですが、大きいものであればグリップがはみ出さずに6本程度収納できるものもあります。
・楕円形タイプ
最も容量の大きなラケットバッグです。ボストンバッグとして使ったり、リュックのように背負ったりと、持ち方を変えられる製品が多いです。多くのテニスプレーヤーも使っているタイプで、中級者以上で多くのラケットを持ち運ぶ方はこのタイプを使用していることが多いと思います。6本以上のラケットがすっぽりと収まるため、遠征するときや試合用として予備のラケットを持って行きたい方におすすめです。
■機能性で選ぶ
ラケット用バッグは容量と形が違うだけではありません。さまざまなテニス用アイテムを収納できるように、バッグ自体には様々な工夫がなされています。購入する際には機能面を重視する選び方もあるので、ぜひ参考にしてください。
・素材と防護機能
布やポリエステルなど、バッグに使用される素材にもいくつか種類があります。メッシュ仕様になっていて通気性が良いもの、水を弾き雨の日でも気にせず使用できるもの、クッション性が高いものなど様々です。ガットは衝撃に弱く、グリップは水濡れに弱いため、ラケットを守るためにもクッション入りで防水素材が使用されているものを選ぶと安心です。
・収納力
小物用ポケットがあると荷物を分けて収納しやすいため、ポケットの数や大きさは必ずチェックしておくことをおすすめします。練習でも試合でも、テニスコートの使用は時間が限られている場合が多く、手早く荷物を出し入れできるとプレーに集中できます。そのためバッグを検討する際には、どこに何を入れるかをイメージしながら選ぶのがポイントです。
特に注目したいのはシューズの収納についてです。近年は、シューズ専用の収納スペースがあるタイプのバッグも多く販売されています。このタイプはウェアとシューズを分けて収納できるため、ウェアにシューズの汚れがついたり、汗の臭いが移ったりする心配がありません。
・安全性
部活やテニススクールへの移動用バッグを検討する場合は、移動中の安全性にも気を付ける必要があります。特に夜は視認性が悪くなるため、お子様が持つバッグには反射板がついているものを選ぶのがおすすめです。
■使用シーンで選ぶ
バッグを選ぶ上で最も見逃せないのが、どのようなシーンで使用するバッグかを考えておくことです。「テニススクールに行く」「家の近所で気軽にテニスする」「合宿、遠征、試合に行く」など、まずはテニスする場所をイメージしてください。
・テニススクールに行く場合
休日にテニススクールに行くなど、テニスに必要なアイテムを全て家から持って行く場合には、リュックタイプや楕円形タイプがおすすめです。シューズやウェア、ラケットなど荷物が多くなるため、収納力のあるバッグを購入すると役に立ちます。
・気軽な練習に行く場合
河川敷で壁打ちをしたり、家の近所で練習するなど、荷物が少ない場合はソフトケースタイプか、トートバッグタイプがあれば十分です。学校の部室や専用ロッカーなど、テニス用品の保管場所が近くにある場合も荷物が少なくなるので、コンパクトな容量のバッグをお選びください。
・仕事帰りの場合
仕事帰りにテニスで汗を流す場合はどうでしょうか。これはいくつかのパターンが考えられます。ラケットやボール、シューズがレンタルできるコートや、私物を保管できるロッカーがある場合は、ウェアだけを持っていくだけなので、トートバッグタイプやソフトケースタイプで問題ありません。しかしすべて自分で持っていく必要がある場合は、仕事用の荷物と分けて収納できるリュックタイプが必要になります。
・合宿や遠征、試合の場合
テニスアイテムだけでなく、日用品などを持っていかなければならないため、リュックタイプか楕円形タイプで容量の大きいバッグが最適です。本格的にテニスに打ち込む人は、試合や遠征に行く機会が多いためラケットやシューズを複数持ち運ばなければいけません。いざというときに困らないように、早めに収納力が大きいバッグを準備しておいてください。
【テニス用ラケットバッグおすすめランキング】
ここからはARTENGO(アルテンゴ)のおすすめテニスバッグをランキング形式で紹介していきます。親子、カップル、夫婦、友人同士でテニスしている方や、これからテニス始めたいと思っている方、新しくバッグを購入したいと考えている方はぜひ参考にしてください。
■1位:テニスバッグ 500BP
22Lの大容量で、ラケット2本が入るリュックタイプのテニスバッグです。クッション性が高いポケットがあり、ラケットを安全に保護することができます。収納スペースはメインが2つ、外ポケットが1つ、ラケット用に1つ付いていて、シューズと小物とウェアを分けて入れることが可能です。ストラップと背面にパッドが入っているため、たくさんの荷物を運んでも身体に負担かかかりにくく作られています。色もブラックとグレーの2色あり、デザインもシンプルなので、普段使いにも向いています。
■ 2位:テニスバッグ 100BP
ラケットが2本入る19Lのバッグで、リュックもしくはショルダータイプに切り替えられる2wayタイプです。ラケット用ポケットのファスナーにロック機能が付いているため、自転車やバイクの振動などで勝手に開く心配がありません。コストパフォーマンスが良く、中高生の練習用バッグとして人気です。
■ 3位:テニスバッグ 130 S
一見するとテニス用には見えない女性向けのトートバッグです。
バッグ自体が自立可能なので、荷崩れを防ぐことができるのが特徴です。2本のラケットを収納できる上、サイドポケットが3つ付いていて、化粧ポーチや鏡など、小物のカテゴライズにも優れています。持ち手が深く、手で持っても肩にかけても使用できます。
■ 4位:テニス ラケットバッグ 100M
容量の大きなソフトケースタイプで、ラケットは3本まで収納できます。
ボールポケットと内ポケットが付いているため、会員証や小物といった少量の荷物であれば、このバッグがぴったりです。
背中に背負えるショルダーストラップがついているので、自転車に乗って移動する際も邪魔になりません。
■ 5位:テニス ラケットバッグ 930LB
ラケットが6本まで入る楕円形のテニスバッグです。容量は50Lで収納スペースは4つあります。ストラップと背中部分にパッドが入っているため、手に持つことも背負うことも、肩にかけることもできます。試合用に持っておくのも良いですが、サークルや家族など、他のメンバーのラケットを持ち運べるなど、使い勝手が豊富なバッグです。
【テニス用ラケットバッグの選び方 まとめ】
テニスバッグはテニスプレーヤーにとって必要不可欠なアイテムですが、サイズ選びが重要です。サイズが合わないと不便になってしまうので、いつ、どこで使用するか用途を見極めてから購入することをおすすめします。
とはいえ、シューズやラケットなど複数購入ししなければならないので、バッグ自身のコストパフォーマンスも見逃せない要素の1つです。デカトロンでは開発から製造、物流まですべての工程を自社で行い、リーズナブルな価格で製品を提供することによって、ユーザー様をサポートすることを実現しています。スポーツを始めるのに初期投資がかかるなと思っている方や、お小遣いでやり繰りする学生の方にも「ありがたい」とお声をいただいています。
特に今回ランキング形式で紹介した5つの製品は、価格だけでなく高い機能性も併せ持っています。テニス用ラケットバッグ選びでお困りの方は、ぜひご検討くださいませ。