子供用キックスケーターの購入場所や選び方|安全のために用意したいアイテムも紹介

子供用キックスケーターの購入場所や選び方|安全のために用意したいアイテムも紹介

目次

爽快な疾走感を味わうことができるキックスケーターは、他のおもちゃとは一線を画す楽しさがあります。地面を蹴って自分で推進力を得る面白さに夢中になる子供も多く、誕生日プレゼントにキックスケーターを希望することも少なくありません。

では、キックスケーターは一体どこで販売しているのでしょうか。

今回の記事では子供用キックスケーターの購入を検討している方に向けて、おすすめの購入場所や選び方について解説し、子供の安全を守るためのヘルメットなど、セットで購入を検討すべきアイテムを紹介します。

By デカトロン編集部

【子供用キックスケーターはどこで買う?】

子供用キックスケーターは、スポーツ用品店、ショッピングセンター、通販で購入できます。それぞれで扱う商品に傾向があるため、どのようなキックスケーターの購入を考えているか、はじめに整理しておくことが大切です。

いくつかの店舗を回って、子供が気に入る商品を一緒に探すのも楽しいものです。欲しい物を真剣に選んでいる子供の表情は、ご両親にとっても貴重なものではないでしょうか。購入場所の選択肢を知っておくことで、お子様が大切にしたいと思えるキックスケーターに出合える確率が上がるので、ぜひ参考にしてください。

■スポーツ用品店

キックスケーターは遊具として定義されているものですが、ローラースケートやスケートボードなどと同様、スポーツとしての側面が強いため、多くのスポーツ用品店で取り扱っています。スポーツ用品店は取り扱う種類も多いため、幅広いラインナップの中から検討することができます。ヘルメットやプロテクターを一緒に販売しているため、セットアイテムが揃いやすいメリットもあります。

■ショッピングセンター

ショッピングセンターやホームセンター、おもちゃ店でもキックスケーターは販売されています。しかし、あくまでも総合小売店が商品の一部として取り扱っているため、品数は決して多くはありません。リーズナブルなキックスケーターがある一方で、デザインや安全面などで満足のいく商品が見つからない場合もあります。

■通販

外出自粛が叫ばれている昨今、通販サイトの品数は豊富になってきています。時間と労力を掛けずにたくさんのキックスケーターを見比べたい場合は、通販がおすすめです。

サイト上で口コミを確認することによって、どういう商品であるのかを知ることもできます。ただし、直接触ることはできないため、届いた後に「思っていたイメージと違う」ということになる可能性もあります。検討時にしっかりと調べることが大切です。

■購入先は、スポーツ用品店もしくは通販がおすすめ

キックスケーターを選ぶ際に気になるのが、商品の安全性ではないでしょうか。安全性を重視して商品を検討したいなら、スポーツ用品店がおすすめです。スポーツ用品店は、スポーツ用品メーカーが開発した商品を専門に取り扱っています。そのため、販売されるキックスケーターも、安全面やデザインについてしっかりと研究されたものであるからです。

また、近年は店舗に卸すと同時に通販サイトでも販売することが一般的であるため、メーカーの通販サイトでの購入もおすすめです。余力があれば、通販サイトで購入候補をしぼった後、実際にスポーツ用品店で触って最終決定をしてください。納得感のある購入になるはずです。

・初心者はデカトロンオンラインストアでの購入もおすすめ

スポーツ用品メーカーであるデカトロンは、キックスケーターのオリジナルブランドOXELO (オクセロ)を展開しています。当オンラインストアでは、様々な商品を販売しており、知識豊富なカスタマーサポートも用意しているため「キックスケーターの知識がなくて、どう選べばいいか分からない」という方にも安心です。

【子供にキックスケーターを買う前に】

キックスケーターは、ゲームのように買ってあげれば終わりではなく、大人が扱い方を教えてあげる必要があります。歩くスピードよりも速く動く乗り物であり、誤った使い方をすれば怪我の原因になる恐れがあるからです。

ここからは子供が安心して遊ぶことができるよう、一緒に購入すべき保護アイテムや基本的な操作方法について解説します。子供の怪我や事故を防ぐための大切な知識なので、参考にしてください。

■ヘルメットやプロテクターなどのセットアイテムが必要

自転車やバイクほどではありませんが、キックスケーターはスピードが出やすい乗り物です。タイヤが小さいため、子供にはバランスを取ることが難しく、小石や段差がきっかけで転倒してしまうこともあります。時には頭から倒れてしまったり、手や膝を擦りむいてしまったりして、せっかく買ってもらったキックスケーターに恐怖心を抱いてしまう子供もいます。

しかし、ヘルメットやプロテクターを着けていれば、転倒時に怪我から守ってくれます。プロテクターは、手袋タイプなど幅広い商品が販売されているため、ぜひキックスケーターと一緒に購入してください。もし、ローラースケートやスケートボード用のプロテクターを既に持っている場合は代用できるため、新たに購入しなくても問題ありません。

ヘルメットの買い替えについて

ヘルメットは何度も衝撃に耐えられるものではないため、ずっと使い続けられるわけではありません。1度でも転倒時に衝突した場合は、新しいものと交換が必要です。外見上、塗装に傷が入った程度のものだったとしても、芯の素材にひびが入っている場合があり、次の転倒時に十分な保護ができなくなるからです。

また、5年以上前に購入したものは、経年劣化しているため、この場合も新品と交換が必要です。

ヘルメットは頭を守る大切なアイテムなので、何かにぶつかったり、購入してから時間が経っている場合は、買い替えておくと安心です。「ランニングコストが不安」という方は、デカトロン製を探してみてください。デカトロンは全ての製造工程を自社一貫体制で行っているため、一般的な小売価格よりもリーズナブルです。

■ブレーキのかけ方について

キックスケーターに乗る上で、最初に知っておくべき大切なことはブレーキのかけ方です。自分の力で停止できることを理解しておくと、安心してキックスケーターを練習できるからです。

ブレーキにはハンドルブレーキと足で踏むブレーキがあります。ハンドルブレーキを握ることで前輪にブレーキをかけるタイプが一般的ですが、稀に後輪にもかけられるタイプもあります。足で踏むブレーキは後輪にブレーキをかけます。

操作の違いを理解し、お子様がキックスケーターに乗る前にしっかり教えてあげてください。

また、ブレーキは基本的にどちらか一方、もしくは両方に付いています。ブレーキが多いほど制動力が高いため、悩んだ場合はブレーキが多いほど安全であることを覚えておいてください。

■遊べる場所について

キックスケーターは道路を走るイメージがありますが、どこでも走行して良いわけではありません。子供用キックスケーターは、公園や広場での使用がメインになることを覚えておいてください。ルール上、交通が多い道路での走行を避けなければならないため、保護者の方がお子様に良く言い聞かせておく必要があります。

事故や人に迷惑をかけないためにも、「車が来たら必ず止まる」「○メートル以内に人がいる場合は乗らない」など、家庭内でルールを決めておくと、お子様も判断しやすく便利です。

【子供用キックスケーターの選び方】

■対象年齢

キックスケーターには、種類によって幼児用、子供用、大人用など、対象年齢が設定されています。子供用キックスケーターの場合は、4~6歳用、9~14歳用など商品ごとに記載されています。お子様にプレゼントする際には、対象年齢が合ったものを選んであげてください。

法律的な基準こそないものの、対象年齢が合わないものに乗ると怪我をしたり、バランス感覚の発達が上手くいかない可能性があります。

■タイヤの数やサイズ

商品ラインナップを見ていると2輪、3輪、4輪と、タイヤの数に違いがあること気が付くと思います。タイヤの数は、少ないほどスピードが出やすく、多いほど安定感があります。幼児用は安全面を最優先した3輪、4輪タイプが多く、小学生用は疾走感を味わえる2輪タイプが中心です。

また、タイヤの大きさにも違いがあります。小さくて細いほど小回りがきき、大きいほど安定感が出ます。タイヤは操作感にも関わってくる大切なパーツなので、キックスケーターを選ぶ際にはじっくり検討することがおすすめです。

■ブレーキの有無

全てのキックスケーターにブレーキが付いていると思うかもしれませんが、軽さやコストを重視してブレーキを付けていない商品もあります。子供が運転するキックスケーターに、ブレーキはなくてはならないパーツであるため、購入する前に必ず確認してください。

■車体のサイズと重量

キックスケーターはハンドルバーの高さを段階式に調整するため、適正身長が設定されています。対象年齢だけでなく、適正身長も合ったものを選択してあげることで、キックスケーターのスキルが上達しやすくなります。その他、重量が軽いものであれば子供でも持ち運ぶことができるため、1人で遊びに行ける年齢の場合は、軽いものをお選びください。

■サスペンション

蛇腹のような形をしているパーツをサスペンションと呼びます。サスペンションは走行中の衝撃をやわらげる役割があり、操作性と安定感が増加します。砂利道や浅い段差も楽に走行できるようになるため、サスペンションの有無を検討材料の1つにしてみてください。サスペンションが付いているかどうかは、前輪とハンドルバーの間、ボードの裏側と後輪の間をチェックすることで分かります。

■スタンド

自転車と違って、キックスケーターにはスタンドが付いていないことが多いです。3輪、4輪タイプなら自立しますが、2輪タイプは自立しないため、使わないときは壁に立てかけたり、畳んでおかなければなりません。スタンドが付いている2輪タイプなら自立できるため、スタンド付きを前提に検討するのも、おすすめの選び方です。

【幼児におすすめのキックスケーターセット】

2~5歳の幼児期のお子様は運動能力の発達が著しい時期です。キックスケーターに乗ることでバランス感覚や身体の使い方を養えるため、このタイミングでデビューを考える方もいます。

そこで、最初の1台におすすめのキックスケーター、ヘルメット、プロテクターを紹介します。いずれも研究開発を行った、デカトロンのオリジナルブランド商品です。セットを全て揃えても1万円強と手軽にご購入いただけます。カラー展開も豊富なので男女どちらのお子様にも向いています。ぜひ参考にしてください。

■キックスケーター

デカトロンが理学療法士と共同開発を行った3輪タイプのキックスケーターで、子供のターンに合わせて理想的なバランスを保つ特許技術が、ハンドルシステムに活かされています。ターン時に適切に傾くボードと、やや前傾に曲げ加工したハンドルバーが快適なポジショニングを生み、無理なく適切な身体の使い方を身に付けられます。

また、前にタイヤが2つ付いているため、地面の凹凸(おうとつ)や段差でもバランスを崩しにくく、安定感のある走行が可能です。さらに、タイヤは光る仕様になっているため、お子様がどこにいるか分かりやすく、夕方でも安全です。2~5歳、80~120cmのお子様のキックスケーターデビューにおすすめの商品です。

■ ヘルメット

アスファルトでの使用を想定して開発した、フルカバーのヘルメットです。ダイヤル、ストラップ、ダブルバックルによる複合的なサイズ調整が可能であり、お子様の頭にしっかりとしたフィット感を与えます。また、熱のこもりを防ぐために通気性にも配慮されています。さらに樹脂で軽量に仕上げているため、首への負担も大きくありません。

低温で洗うこともできるため、衛生面も安心です。もちろん、キックスケーターだけでなくスケートボードや自転車にも使用可能です。SサイズとMサイズを展開しているので、お子様の頭に合ったものを購入してください。

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■ プロテクター

転倒時に怪我をしやすいひじ、ひざ、手首を守ることができるプロテクターセットです。反射神経の良いお子様は、転倒時に掌で身体を支えることが多いため、手首をしっかりと守ってあげることが大切です。

インラインスケート向けに開発しましたが、もちろんキックスケーターにも使用可能です。子供の動きに合わせて伸縮する、ストレッチ性の高いライクラ素材の生地を採用しています。

サポータータイプなので手足を通すだけで装着でき、面ファスナーが肌に触れることがないため、お子様の肌にもやさしい商品です。サイズ展開も豊富なので、ストアでの試着を行うと間違いが起こりません。

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【小学生におすすめのキックスケーターセット】

小学生用キックスケーターは2輪タイプが中心で、幼児用キックスケーターに比べてスピードが出やすい設計になっています。スピードが出るキックスケーターはスリルがあり、お子様も夢中になって遊んでくれます。しかし一方で、転倒時の怪我のリスクは高くなっていくため、より一層、ご家族が安全面を考慮してあげることが大切です。

その点、デカトロンが開発した小学生向けのキックスケーター、ヘルメット、プロテクターであれば、1万5,000円強で全てを購入可能です。いずれも研究を重ねたものばかりなので、安全性は十分です。ぜひ検討してください。

■ キックスケーター

9~14歳の小学生向けに開発した2輪タイプのキックスケーターです。比較的大口のタイヤに、地面からの衝撃を吸収するサスペンションが付属しているため、凹凸(おうとつ)のあるコンクリートや砂利道などでも、安定感のある走行ができます。前輪と後輪それぞれにブレーキを付けているため停止力が高く、安全に使用できます。泥除けもついていて、雨上がりや水たまりの上を走行しても、汚れから守ってくれます。

さらに、コンパクトに折りたたむことができ、重量は5kgと軽量なので、持ち運びにも便利です。スタンドを立てれば自立もできるため、使い勝手の良さは抜群です。

ただし、長距離用に設計されているものではありませんので、公園での利用や2km以内の移動用として使用することをおすすめします。

■ ヘルメット

キックスケーターに慣れてくると、装着の手間を面倒がるお子様もいます。その問題を解決したのがこのヘルメットです。片手でも留外しが可能なマグネットバックル式で、サイズ調整は後頭部にあるダイヤルを回すだけで行えます。簡単で素早く装着できるため、お子様も素直に被ってくれます。12箇所の通気口を作っているため、蒸れにくいこともポイントです。

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■ プロテクター

身長150cm、体重50kg以上の方を対象として作られたプロテクターです。ひじ、ひざ、手首のサポーターがセットになった商品で、大人も使用可能です。成長が早く、体格の大きいお子様は、その分スピードが出やすいため、より丈夫なプロテクターが必要になります。手洗い可能なので、夏場の走行や、長時間遊んだ後も汗や皮脂などの汚れを落とすことができ、繰り返し使用できます。

【子供用キックスケーターの購入場所や選び方|安全のために用意したいアイテム まとめ】

子供用キックスケーターはスポーツ用品店やショッピングモール、通販など、様々な場所で販売されており、すぐに手に入ります。しかし乗り物である以上、体格や年齢に合った商品を選択しないと、お子様の怪我や思わぬ事故に繋がる可能性があります。

商品ごとに設定されている対象年齢と適正身長を守った上で購入すること。これを守ることにより快適で安全な走行を楽しめます。

本記事では子供用キックスケーターの販売場所や選び方のポイントを中心に紹介しました。子供はデザインだけでキックスケーターを選んでしまうことが多いです。好みに合う商品を選んであげることはもちろん大切ですが、タイヤの大小、ブレーキやスタンドの有無、サスペンション機構など、乗り心地に関わるパーツにも目を配ってあげることが、保護者の役割の1つでもあります。見た目も良くて乗りやすい、そんなキックスケーターを一緒に見つけることで、宝物に出合えるかもしれません。

デカトロンはスポーツ用品のメーカーとして、安全面や機能面に注力した商品、ブランド開発を行っています。キックスケーター専用の自社ブランドOXELO (オクセロ)は、まだ1歳半の小さなお子様用から、発育の良い大きな小学生のお子様用まで様々なニーズを想定した商品を整えています。子供用キックスケーターの購入に悩んでいるなら、ぜひ一度デカトロンを検討してみてください。