幼い頃に楽しんだアウトドア体験を、子どもにも経験させてあげたいと考える親御さまも多いはず。
しかし「山登りなどのハードなアクティビティは、ハードルが高くてなかなか挑戦しづらい」と思われる方もいらっしゃるでしょう。
それならば、テントで休みながら自然を満喫しつつ、楽しめるキャンプはいかがでしょうか?
近年ではグランピングやデイキャンプなど、小さなお子さま連れでもチャレンジしやすいライトなキャンプが流行しています。
本記事では、ファミリーでアウトドアを楽しむポイントやキャンプサイト内の工夫などをご紹介します。ぜひ参考にして、家族の絆を深めるアウトドアを体験してみてください!
1. ファミリーでのアウトドア・キャンプの楽しみ方
アウトドアと一口にいっても、山登りや海水浴、スキーなどその種類はさまざま。
中でも、ファミリーで楽しめるアウトドアとしておすすめなのが、家族での特別な時間を過ごせるキャンプです。
ここでは、ファミリーでのアウトドア・キャンプの4つの楽しみ方をご紹介します。
1-1. アクティビティをする
アウトドアならではのアクティビティは、お子さまにとって刺激的な体験となるでしょう。
水遊びやカヤック、昆虫採集、サイクリングなど、自然の中でしか経験できない遊びを、ご家族で楽しんでみてはいかがでしょうか?
アクティビティ用の道具のレンタルやオプションプランを設けている施設や、アスレチックが併設されたキャンプ場、周辺にトレッキングコースなどがある場所を選べば、よりさまざまなアクティビティを体験しやすくなります。
1-2. 料理をする
薪をくべたり、バーベキューグリルやダッチオーブン、スキレットを使ったりしてアウトドア料理を楽しむのも、ファミリーキャンプでのおすすめの過ごし方です。
アウトドアでは、手のかからない料理でも特別感を味わうことができます。
キャンプ料理ならではの出来上がりのオシャレさや、料理の盛り付けも、人気のポイントです。
普段目にすることのない道具を前に、お子さまもワクワクしながら一緒に料理ができるでしょう。
1-3. 協力して設営する
テントの設営をはじめとする、さまざまな準備や後片付けを家族で協力して行うことも、キャンプならではの経験といえます。
普段から仲の良い家族でも一つのことを家族みんなで協力して成し遂げるような場面は、日常生活にはそれほど多くないはずです。
キャンプでのコミュニケーションが、普段見えなかったお子さまの成長に気づくきっかけになるかもしれません。
1-4. 景色や夜空を眺める
自然の景色を思う存分楽しめるのも、アウトドアの醍醐味。
キャンプ場の中には、人工的な光に邪魔されることなく、きらめく満天の星空を眺められられる、自然豊かなところもあります。
広大な空を眺めていると、日常での悩みが小さなことに思えたり、穏やかな日々の生活でさえ奇跡的に感じられたりすることも。
また、テント泊なら帰りの時間を心配する必要もありません。
静かな夜に星空を眺めながら家族で過ごした時間は、幸せな思い出としてお子さまの心にも深く刻まれるでしょう。
2. ファミリーでのアウトドアは子どもの教育にもおすすめ
近年、アウトドア体験は、お子さまの教育にも良い影響を与えるとして注目されています。
便利な生活の中で失われがちな体を動かす機会や、スマートフォンの普及によって希薄になりつつある対面でのコミュニケーション、街中ではなかなか経験できない自然体験。
キャンプをはじめとするアウトドアには、教育的意義の深いこれらの要素が詰まっています。
2-1. 身体能力を高められる
アウトドアでは、足場の悪い道を歩いたり、アスレチックや川下りなどのアクティビティをしたり、テントの設営をしたりなど、さまざまな場面を通じて身体能力を高めることができます。
強制的なトレーニングではなく、自然との触れ合いを楽しむ中で運動する機会を与えられるのも、アウトドアの魅力です。
2-2. コミュニケーション能力を鍛えられる
家族や仲間たちと協力して、テント設営や料理をするアウトドアには、コミュニケーションのあり方を学ぶ機会にもなります。
普段とは異なる環境で、話し合いながら快適に過ごすための工夫を施したり、調理するために協力して火をおこす経験は、日常生活では得られないもの。
スマートフォンの普及によって直接会話する機会が減少している今、「目と目を合わせ、心を通わせるコミュニケーションの場」として、アウトドアが果たす役割は大きくなりつつあります。
2-3. 自然環境への知識や理解が高まる
アウトドアは、自然環境への知識や理解を深める絶好のチャンス。
学校教育では、自然環境について体系的に学ぶ機会がある程度設けられています。
しかし、木々の緑や空の青の濃さ、山の澄んだ空気、風の爽やかさなどは、実際に足を運ばなければ体感できません。
また、山登りや川遊びをしてはじめて、美しいだけではない自然環境の厳しさを知ることもあるでしょう。
教科書で学ぶ自然に関する知識とあわせて、自然を肌で感じる機会を子どもたちに与えることは、今後ますます重要になっていくはずです。3. ファミリーでアウトドアを楽しむためのポイント
自然を満喫しながらアウトドアを楽しむために、使う道具や環境づくりにこだわってみませんか?
特にキャンプでは、テント選びやテント内外のレイアウト、使用する小物選びが、快適性や満足感に影響を与えることもあります。
これからご紹介する家族で楽しむための5つのポイントを、いつまでも家族の思い出として残り続ける素敵なファミリーキャンプの実現にお役立てください。
3-1. 設営・撤収しやすいテント
テント設営は、ファミリーキャンプの楽しみの一つ。
家族で協力して設営作業できるよう、設営・撤収方法がわかりやすいモデルを選びましょう。
また、テント選びのポイントとして、以下の項目をおさえておくことも大切です。
- 使用人数に合った大きさ
- 耐風性・耐水性
- キャンプ場の気候や季節に合った生地
- 修理のしやすさ など
家族で快適に使える大きさのモデルを選ぶことは重要ですが、大型のテントのなかには設営方法が複雑な製品もあります。
購入時の確認はもちろん、実際にキャンプサイトで使用する前に、自宅の庭や公園などで設営をシミュレーションしておくのもおすすめです。
【おすすめ製品】
QUECHUA(ケシュア)キャンプ ファミリーテント エアーテント AIR SECONDS 4.1 FRESH&BLACK - 4人用 1ルーム
ハンドポンプで空気を注入して設営できる、4人用のエアー式ファミリーテント。
従来のポール式テントより設営が簡単で、設営時間も短縮されます。キャンプ初心者の方でも簡単に設営ができます。
フライシートに独自の「FRESH&BLACK」素材を採用した、遮熱性、遮光性、紫外線カット力に優れたモデルです。
天井と窓はメッシュに切り替えられるため夏でも涼しく過ごせ、優れた遮光性によって朝日が内部に差し込むのを防げるため、光に邪魔されることなく快適に眠れます。
テントの種類やファミリー向けテントの詳細は、こちらの記事をご覧ください。
→「ファミリー向けおすすめテント7選!選び方&おすすめブランドを紹介」
3-2. リビングスペースのレイアウト
ご飯を食べたりくつろいだりできるリビングスペースを、快適性を重視しつつおしゃれにレイアウトすることで、よりファミリーキャンプの充実度が高まります。
リビングスペースを作るアイテムは、室内にいるようなくつろぎ感を味わえるシェルターと、側面を囲わず開放感を得られるタープがあります。
シェルターは、雨風や人目を避けられるぶん、解放感は半減しますが、自分たちの空間として安心してお子様とくつろげます。
タープは、手軽に設営でき、テントと組み合わせることでリビングスペースを広く確保できますが、開放的な分、雨風が吹き込んでくることや、虫や動物の侵入がある恐れがあります。
その他にも、おしゃれなラックに並べてあえて見せる収納にすることで、センスのよい空間を作ることもできます。
また、ランタンの柔らかい光をプラスしても、家族で過ごす特別な時間を素敵に演出できるでしょう。
【おすすめ製品】
QUECHUA(ケシュア)キャンプ リビングシェルター ARPENAZ BASE M - 6人用
ポール式自立構造で手軽に設営できるシェルター。6人用と広々としたリビングスペースを確保できます。
高い耐風性・耐水性を備え、紫外線カットにも優れています。3面のメッシュ窓で、蒸し暑い夏も快適に使用できます。
3-3. こだわりのキャンプ小物
おしゃれなデザインでありつつ、実用性も兼ね備えたキャンプ小物は、ファミリーキャンプの雰囲気を盛り上げてくれる大切なアイテム。
リビングスペースの広さに合ったサイズ感のおしゃれなテーブルやイス、機能的な焚き火台やウッドストーブ、おしゃれな食器や便利なクッカー、雰囲気のあるランタンやランプなどのこだわって選んだアイテムを並べ、キャンプライフを満喫しましょう。
【おすすめ製品】
QUECHUA(ケシュア)キャンプ 折りたたみ式テーブル&スツール4脚 - 4~6人用
キャンプ愛好家のデザイナーが手掛けた、最大6人掛けができる折りたたみダイニングテーブルと折りたたみ式スツール4脚のセット。
折りたたんだテーブルの中にスツールを収納して持ち運べる、省スペース設計です。2脚のツールを追加してもらえると、6人も座れるテーブルサイズ。
開くだけでセットが完了する設置の手軽さも魅力です。
3-4. 子どもが喜ぶアウトドア料理
鉄板や網の上で肉や野菜を焼く定番のバーベキューもよいですが、アウトドアならではの調理器具を使用したおしゃれな料理に、家族みんなでチャレンジするのもおすすめです。
ウッドストーブなどの見慣れないキャンプ調理グッズを使用すれば、お子さまも興味津々で手伝ってくれるでしょう。
近年、アウトドア料理の幅は広がり続けており、書籍やインターネットサイトなどでもおしゃれな料理が数多く紹介されています。
以下の記事でご紹介しているおすすめのアウトドア料理レシピも、あわせてご覧ください。
→「【キャンプ飯】ウッドストーブで作るキヌアとズッキーニのカレー」
3-5. サイトレイアウト
テント内だけでなく、テントまわりを有効に活用するのも、キャンプを快適に楽しむためのポイントです。
キャンプギアを厳選してスッキリと配置したり、ハンモックをかけて休めるようにしたりすれば、お子さまが安全にサイト内で遊べ、飽きることなくキャンプを楽しめる空間にできるでしょう。
また、天気がよい日であれば、テントの外にもマットを敷き、ピクニック気分で食事をしたり、昼寝をしてくつろぐのもおすすめです。
【おすすめ製品】
QUECHUA(ケシュア)登山・ハイキング PLAID XL 190X190
撥水加工で地面の湿気をシャットアウトしてくれる、コンパクトかつ丈夫なレジャーシート。
テントやシェルターの中の敷きマットとしても最適です。
4. まとめ
アウトドアには、自然を満喫できるアクティビティや見慣れないアイテムを使った調理、みんなで声を掛け合いながら進めるテント設営など、ご家族の思い出作りやお子さまの教育にピッタリな魅力が詰まっています。特にキャンプは、回数を重ねるごとに新たな発見があり、楽しみ方のバリエーションも増えていくものです。
今回ご紹介したポイントを参考に、ファミリーでのアウトドアライフをお楽しみください。
デカトロンでは、ご紹介した製品以外にも、アウトドアアイテムを数多く取り揃えています。
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