超軽量テントは昨今人気のアウトドアに欠かせないアイテムです。ソロキャンプからファミリーキャンプ、登山や野外フェス、ベランピングなどいくつものシーンで活躍してくれます。超軽量テントの選び方やおすすめな人を徹底的に分析・ご紹介します。
超軽量テントには、1~2人用の少人数のものから3~4人用のファミリー向け、6~8人用の大人数向けのものまで、さまざまなタイプがあります。
タイプにより特徴が異なるため、利用目的や使用条件にあわせて選びましょう。この記事では、超軽量テントを選ぶ際の7つのポイントや人気アイテムなど、これから超軽量テントの購入を考えている方に必要な情報をご紹介します。
【超軽量テントとはどんなもの?】
超軽量テントとは、軽量かつコンパクトで、持ち運びがしやすいテントのことをいいます。
アウトドアを楽しみたい人におすすめのアイテムで、具体的には下記のような人に向いています。
- ソロキャンプをする人
- キャンプに行くときに荷物を軽くしたい人
- ツーリングでツーリングテントとして利用する人
- ソロ登山をする人
- 登山(縦走)で負担を減らすために荷物を軽くしたい人
- 野外フェスでテントを使う人
- ベランピングをしたい人
- おうちキャンプをしたい人
- 防災用のシェルターとして持っておきたい人
このように、超軽量テントはさまざまな使い方ができる、使い勝手のよいアウトドアアイテムです。
【超軽量テントの選び方7つのポイント】
いざ購入となると、どんな超軽量テントを選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
超軽量テントにはさまざまな種類があるので、使用人数や機能性を確認して選ぶことが大切です。ここでは、超軽量テントの選び方を7つのポイントに分けてご紹介します。
■選び方① ウォールタイプで選ぶ
超軽量テントには、「シングルウォール」と「ダブルウォール」があります。
シングルウォールとは、「一重構造」になっているテントのことです。シングルウォールには、フライシートと呼ばれるシートがなく、1枚だけの造りになっています。
シングルウォールのメリットは、ダブルウォールに比べて、設営が簡単なことです。一方デメリットは、結露ができやすいことと、前室がないものが多いことが挙げられるでしょう。
結露で水滴がついてしまうと、荷物が濡れないように、その都度拭き取らなければならないため、非常に手間がかかります。
ダブルウォールとは、「二重構造」になっているテントのことで、別名「二重層式」とも呼ばれています。
ダブルウォールの二重構造とは、インナーテントとフライシートで構造が二重になっていることに由来します。ダブルウォールのメリットは、シングルウォールに比べて、耐久性や耐風性が優れていることと、シングルウォールに比べて結露になりにくいことです。デメリットは、シングルウォールと比べて重量があることと、設営に時間がかかることです。
一見すると、シングルウォールの方が扱いやすいように見えますが、ダブルウォールでも設営も簡単で、軽量かつコンパクトなテントがたくさん販売されています。
そのため、耐久性の面も含めて考えると、初心者にはダブルウォールのテントの方がおすすめです。
■選び方② 結露の有無で選ぶ
シングルウォールでは、結露が発生しやすくなっています。
しかし、ダブルウォールなら結露が発生しづらいので、結露の有無で超軽量のテントを選ぶなら、ダブルウォールのテントがよいでしょう。
また、結露がつきづらい撥水生地を、インナーテントに使用しているテントもあります。
結露が発生してしまうと、荷物が濡れてしまうため、結露の発生の度に水滴を拭かなければなりません。
睡眠をとっている間に結露が発生してしまえば、水滴を拭く前に荷物が濡れてしまうことが考えられます。
そのため、結露がしにくいダブルウォールのテントや、結露がつきづらい撥水生地が使用されているテントを選択するとよいでしょう。
■選び方③ 前室の有無で選ぶ
前室はシングルウォールのタイプには少なく、ダブルウォールのタイプについていることが多い傾向にあります。
前室があると、バックパックや靴などを置くスペースとして使えたり、荷物の整理をしたりするときに便利です。
テント内でくつろいだり、荷物の整理をしたい方には、前室のある超軽量テントがおすすめです。
■選び方④ 重さで選ぶ
超軽量テントは、1人用のシングルウォールのテントであれば、軽いものなら600gから販売されています。
2人用であったり、ダブルウォールのテントであれば、だいたい2kgほどが目安です。
ダブルウォールのテントは、1人用やシングルウォールのテントに比べて重量は増えますが、その分広さがあるため、ソロキャンプでも快適です。
持ち運びのことを考えると、重さは重要ですが、ダブルウォールテントでも軽量なものは多く販売されているので、快適さや便利さを加味して選択するとよいでしょう。
■選び方⑤ 使用可能なシーズンを比較して選ぶ
販売されている多くの超軽量テントは、春~秋にかけて使える3シーズンタイプのものです。
しかし、オールシーズン使用できるタイプのものもあります。オールシーズン使用できる超軽量テントは、冬用ギアが備わっていないといけません。
冬にも超軽量テントを使用したい場合には、冬用ギアの備わっているオールシーズンタイプのものを購入しましょう。
■選び方⑥ 使用人数で選ぶ
超軽量テントには、1人用のソロテント、2人用、ファミリーにおすすめな3人用や4人用、大人数でも楽しめる大型の6人用や8人用があります。
超軽量テントを選ぶときには、使用人数を確認してから購入することが大切です。
また、インナーテントを使用するときと使用しないときで、使用できる人数も変わるので、どのような使い方をしたいかも併せて考えて選びましょう。
■選び方⑦ ペグの有無で選ぶ
超軽量テントには、ペグが必要なタイプと、不要なタイプの2種類があります。
ペグが必要なテントの場合は、テントをその場に固定できるため、風が強くても安心です。
一方ペグが不要なテントは、ペグがさせないコンクリートなどの上でもテントを利用できるので、ベランピングを楽しみたい人にもおすすめです。
また、設営の場所を選ばないため、防災用品としても使用できます。
【超軽量テントの人気アイテム4選】
それでは続いて、超軽量テントの人気アイテムをご紹介します。
特に人気のある4つの商品について、特徴やスペックについて詳しく説明するので、ぜひ参考にしてください。
■FORCLAZ (フォルクラ)キャンプ・トレッキング・登山用テント 3シーズン用 自立式 TREK 100 − 2人用
FORCLAZ (フォルクラ) キャンプ・トレッキング・登山用テント 3シーズン用 自立式 TREK 100 − 2人用
通常価格:14,900円(税込)
2 人用のドーム型テントで、カラーはテラコッタの1色展開です。
おしゃれかつエコデザインで、テントペグはアルマイト被膜非塗装となっており、インナーテントは、環境負荷を減らす染色工程が実施されています。
そのため、テントペグは「未加工」あるいは「新品ではない」ように見えますが、機能上の性質や性能には、特に問題はありません。
サイズは ワンサイズのみですが、2.6kgと軽量でコンパクト。床面積はタテ210cm、ヨコ120cm、室内高105cm、全体の高さ115cmです。
前室は100×60cmと広めで、約50Lのバックパック2個とハイキングブーツ2足を収納できます。
また、前室のスペースには、ビバークの器材を整理・収納することが可能です。
※前室に置いてあるバックパック2個
このほかにも、インナーテントの中にはポケットが2つ、ランプを吊るせるシーリングフックが1つ、テントに張れる調節可能な洗濯物用ロープがついています。
※テント内
このように、FORCLAZ(フォルクラ)キャンプ・トレッキング・登山用テント 3シーズン用 自立式 TREK 100 − 2人用であれば、テントの中でも快適な居住性を確保できます。
また、組み立てるのも簡単です。
デカトロンの公式オンラインストアには、実際に組み立てている動画があります。
超軽量テントのため、ソロキャンプやツーリングに持って行くのにも最適です。
組み立て方の説明書もわかりやすく、はじめてテントを組み立てる方でも問題なくテントの設営ができるでしょう。
※わかりやすい説明書
もちろん、収納も簡単です。
収納するときは、テントをバッグと同じ大きさになるまで畳むだけでOK。
テントポールを畳んでまとめ、ベッドルームかフライシートの上に載せたら、すべてを一緒にくるくると小さく丸めてバッグに入れれば完了です。
FORCLAZ (フォルクラ) キャンプ・トレッキング・登山用テント 3シーズン用 自立式 TREK 100 - 2人用は超軽量でコンパクトなので運びやすいのも特徴です。
総重量は2.6kgしかなく、10Lバッグまでコンパクトに圧縮できます。
圧縮すると、サイズは縦39×横19×厚み16cmになります。
それぞれのパーツの重量は、フライシート865g、ルーム730g、テントポールキット609g、テントペグ(13 部品)189g、バッグ 77g+18g、ガイロ―プ90g、リペアキット(フェルール、パッチ)20gとなっており、取り外し可能のため、小分けにして運搬が可能です。
ただし、これらの重量や容量、サイズは製造誤差によって若干変わる可能性があることを知っておきましょう。
また、防水性と耐風性・通気性にも優れています。
<防水性>
75デニールのポリエステル(PES)のフライシートとグランドシートの内側には、ポリウレタンコーティングと外側には撥水加工が、75デニールのポリエステルのベッドルームには、マルチコンポーネントと撥水加工が施されています。
水柱テスト(耐水圧)では、フライシートは2,000mm以上、グランドシートは5,000mm以上が確認されているため、防水性も確かです。
<耐風性>
風洞設備の中で回転盤を使い、すべての面に風があたるようにして、60km/h(階級7)の風に耐えることが確認されています。
そのため、地面レベル風速が60km/hでも、テントの中にいることが可能です。
ただし、耐風性を維持するためには、テントの周りの適正な位置にガイロープを張って、テントを伸ばし過ぎない程度に、適切に張る必要があるので気をつけましょう。
<通気性>
フライシートの後部には、ベンチレーションがあります。
また、ドアはダブルファスナーで通気性が確保され、インナーテントのドア上部と奥がメッシュ仕様になっています。
通気性がよいので結露を軽減できます。
【素材】
<主な生地>100% ポリエステル(PES)
<内側の生地>100% ポリエステル(PES)
<マット>100% ポリエステル(PES)
<ポール>100% アルミニウム
<コーティング>100% ポリウレタン(PU)
<キャリーバッグ>100% ポリエステル(PES)
■FORCLAZ (フォルクラ)キャンプ・トレッキング・登山用テント 3シーズン用 自立式 ドーム型 TREK 500 FRESH&BLACK 2人用
通常価格:22,900円(税込)
2 人用の3シーズン利用できるドーム型テントで、カラーはライトグレー1色展開です。
おしゃれでありながら、環境に配慮したテントであり、生地には「Biton」という繊維が使用されています。
「Biton」は環境負荷を減らすため、2本に1本のみ原液着色の糸を使い、水の消費や汚染を低減しています。
また、それだけでなく、テントペグはアルマイト被膜非塗装です。
テントペグの見た目は、「未加工」や「新品ではない」ように見えますが、機能上の性質や性能に問題はありません。
サイズはワンサイズのみで、全体のテントの高さは120cm、床面積はタテ210cm、ヨコ120cm、室内高108cm(最大)です。
幅60cmの両側の前室は、50~70Lのバックパックや登山用具、ハイキングシューズ1足分を収納できます。
さらに、ベッドルームに2か所のポケット、ランプを吊るせる室内シーリングフックが1つ、縦方向に調節可能な洗濯物用ロープが1つあります。
※洗濯物も簡単に干せます。
また、日差しのきついときに嬉しい、遮光やUVカットの機能がついています。
夏でも涼しく、テント内が暗くなるため、快適な睡眠を取れるでしょう。
フライシート(アウター生地)には、フランスで特許取得済みの「FRESH&BLACK」が採用されているため、UPF50+の効果があり、日中でも高度の遮光性があるのも嬉しいポイントです。
遮光の測定方法は、テントを真夏の直射太陽光に相当する 100,000ルクス(10%前後の誤差あり) の下に配置して、全ての開閉可能なドア、窓、ベンチレーションを閉め、テントの中(黒のインナーテント内)に入り、照度計(コニカミノルタ T−10Aを使用)で明るさを測定する方法が取られています。
また、FRESH&BLACK を採用したテントの場合、テント内の照度が最大で 7ルクスまで低下したことが確認済みです。
ただし、テントの種類や設営の具合によっては光の入り方が異なる場合があります。
それだけでなく、開いたドアから大量の紫外線が室内に入る可能性があるので、紫外線対策も同時に行いましょう。
組み立てはとても簡単なので、すばやく設営と撤収が可能です。
わかりやすい説明書もついていますが、公式サイトに組み立て方の動画もあるので、ぜひ参考にしてください。
また、フープ、ベッドルーム、フライシートは色付けされているため、設営しやすくなっています。
また、軽量かつコンパクトで、運びやすいのも嬉しいポイントです。
総重量は3.1kgで、フライシートは1,250g、ベッドルームは970g、ポールキット 600g、ペグ(12個)180g、バッグ90g+ぺグバッグ20g、リペアキット(フェルール、パッチ)20gで、取り外し可能のため、持ち運びにも便利です。
ただし、重量、容量、サイズは製造誤差により、若干変わることがあります。
さらに製品保護と日光・悪天候からの保護力を上げるために、サバイバルブランケットをプラスすることもおすすめです。
防水性や耐風性、遮熱性、通気性にも優れているアイテムです。
<防水性>
75デニールのポリエステルフライシートはポリウレタンコーティング(内側)・撥水加工(外側)、P75Dベッドルームはフロアシートが施されています。
水柱テスト(耐水圧)では、フライシートは2,000mm以上、グランドシートは5,000mm以上が確認されています。
<耐風性>
風洞設備の中で回転盤を使い、すべての面に風があたるようにして70km/h(階級8)の風に耐えることが確認されています。
そのため、地面レベル風速が70km/hでもテントの中にいることが可能です。
ただし、耐風性を維持するためには、テントの周りの適正な位置にガイロープを張って、テントを伸ばし過ぎない程度に、適切に張る必要があります。
<遮熱性>
フライシートにより、高い遮熱性を実現しました。
<通気性>
インナーテントにはメッシュ付きベンチレーションが2か所と、テント上部両サイドにもベンチレーションがあります。
またモスキートネットや、結露を軽減するための撥水生地が使用され、通気性に優れています。
【素材】
<インナールーム>20% 熱可塑性ポリウレタン(TPU)、80% ポリエステル(PES)
<主な生地>20% 熱可塑性ポリウレタン(TPU)、80% ポリエステル(PES)
<ポール>100% アルミニウム
■FORCLAZ (フォルクラ)キャンプ・トレッキング・登山用 テント 3シーズン用 自立式ドーム型 TREK 500 − 2人用
FORCLAZ(フォルクラ)キャンプ・トレッキング・登山用 テント 3シーズン用 自立式ドーム型 TREK 500 − 2人用
通常価格:17,900円(税込)
カラーはライトグレーの1色のみですが、エコでおしゃれなデザインが魅力的な3シーズン利用可能なテントです。
ドーム型の2人用の自立式であり、シンプルなのに機能的です。
2本に1本のみ原液着色の糸を使い、水の消費や汚染を低減を実現している「Biton」という繊維で作られた生地がテントのルームに使用されています。
また、ペグはアルマイト加工未処理で見た目の美しさを優先する硝酸やリン酸を用いた着色を廃止しています。
新品には見えないこともありますが、機能上の性質や性能には特に問題はありません。
両側にある前室は60cmの幅があり、50~70Lのバックパックをはじめ、登山用具やハイキングシューズ1足分を収納できます。
※前室
ベッドルームに2か所のポケットとランプを吊るせる室内シーリングフックが1つ、
縦方向に調節可能な洗濯物用ロープが1つ付いています。
また、設営はとても簡単です。
設営の方法がわからなくなっても、公式サイトで組み立て方の動画があるのでいつでも確認できます。
フープとベッドルーム、フライシートは色付けがされているため、設営をさらに簡単なものにしてくれます。
総重量は2.8kgなので、軽量でコンパクトです。
内訳は、フライシートが1,060g、ベッドルームが830g、ポールキット が600g、ペグ(12個)が180g、バッグが83g+ぺグバッグが20g、リペアキット(フェルール、パッチ)が20gです。
パーツはすべて取り外しが可能で、持ち運びもラクにできます。
それだけでなく、防水性や耐風性・通気性にも優れています。
<防水性>
75デニールのポリエステルフライシートはポリウレタンコーティング(内側)・撥水加工(外側)、P75Dベッドルームはフロアシートが施されています。
水柱テスト(耐水圧)では、フライシートは2,000mm以上、グランドシートは5,000mm以上が確認されています。
<耐風性>
風洞設備の中で回転盤を使い、すべての面に風があたるようにして70km/h(階級8)の風に耐えることが確認されています。
そのため、地面レベル風速が70km/hでもテントの中にいることが可能です。
ただし、耐風性を維持するためには、テントの周りの適正な位置にガイロープを張って、テントを伸ばし過ぎない程度に、適切に張るようにしましょう。
<通気性>
ベンチレーションにより、テント内の暖くなった空気を排出。
通気性がよいので結露も軽減できます。
【素材】
<インナールーム>20% 熱可塑性ポリウレタン(TPU)、80% ポリエステル(PES)
<主な生地>20% 熱可塑性ポリウレタン(TPU)、80% ポリエステル(PES)
<ポール>100% アルミニウム
■FORCLAZ(フォルクラ)キャンプ・トレッキング・登山用テント 3シーズン用 自立式 TREK 900 − 1人用
FORCLAZ(フォルクラ)キャンプ・トレッキング・登山用テント 3シーズン用 自立式 TREK 900 − 1人用
通常価格:24,900円(税込)
ライトグレーのカラーがおしゃれな、Y字型ドーム構造の半自立式の1人用テントです。
エコにも配慮されており、テントペグはアルマイト加工未処理で、フープは環境への影響を配慮したアルマイト加工が施されています。
サイズはワンサイズで、ベッドルームの長さは210cm、ベッドルームの幅は頭部分で60cm、腰部分で70cm、足部分で50cmです。
また、ベッドルームの高さは95cmで、全体の高さは110cmです。
サイドオーニングは、幅が約70cmあり、ビルトイン式グランドシートで用具を地面や天候から守ります。
前室はありませんが、50~70Lのバックパック1つを収納できるスペースがあります。
また、持ち物を収納できるポケットが頭部に1箇所、トップに2箇所の合計3つ、ロープ用のフック&ループが1つ付いているのも嬉しいポイントです。
総重量は、たったの1.3kg。
それぞれのパーツは取り外しが可能で、フライシートは365g、ベッドルームは420g、フープキットは290g、ペグ(10個)は100g、カバーは45g+12g、ガイロープは18g、リペアキット(フェルール、パッチ)は20gです。
重量をはじめ、容量やサイズは製品によって多少の誤差が生じる場合があります。
組み立てはとても簡単にできます。
また、フープとベッドルーム、フライシートには色付けがされているため、作業がしやすいのも魅力です。
このほか、防水性や耐風性・通気性にも優れています。
<防水性>
20デニールのポリエステル(PES)フライシートには、内側にポリウレタンコーティング、外側にシリコンコーティングが施されています。
また、グランドシートは40デニールのナイロン(PA)製です。
水柱テスト(耐水圧)では、フライシートは2,000mm以上、グランドシートは3,000mm以上が確認されています。
<耐風性>
風洞設備の中で回転盤を使い、すべての面に風があたるようにして60km/h(階級7)の風に耐えることが確認されています。
そのため、地面レベル風速が60km/hでもテントの中にいることが可能です。
ただし、耐風性を維持するためには、テントの周りの適正な位置にガイロープを張って、テントを伸ばし過ぎない程度に、適切に張る必要があります。
<通気性>
モスキートネット付きのドアがあり、ベンチレーションもついているので、テント内の空気の循環が可能です。
通気性がよいので結露を軽減できます。
【素材】
<主な生地>20% 熱可塑性ポリウレタン(TPU)、80% ポリエステル(PES)
<インナールーム>65% ナイロン(PA)、35% ポリエステル(PES)
<ポール>100% アルミニウム
【DECATHLON(デカトロン)とは?】
DECATHLON(デカトロン)とは、80種類以上のスポーツ用品の取り扱いがある、フランスの総合スポーツメーカーです。
デカトロンは1976年に創業し、2021年10月現在で60カ国に1,718店舗があります。
デカトロンの特徴は、40年にわたって、自社で顧客調査からデザイン、研究開発、製造をしている点です。
デカトロンでは、最先端の製造工程を採用することで製造コストを最小限にしたり、効率的に管理したりするなど徹底的に無駄を省いて、リーズナブルな価格での商品を提供を実現しています。
また、デカトロンはサスティナビリティ、環境配慮にも力を入れています。
デカトロンの製品は、ライフスパンを延ばして、生産時から地球環境への影響を最小化したり、エコロジカル・フットプリントの基準を厳格に定めたり、さまざまな工夫しています。
【登山・トレッキングブランドの「フォルクラ」】
「フォルクラ」は登山・トレッキング・登山泊キャンプ・バックパッカー製品を扱うデカトロンのブランドのひとつです。
フォルクラで扱われている登山・トレッキング製品は、数日間~1週間程度の登山泊キャンプを目的として造られています。
また、キャンプ製品をはじめ、ウェアやアクセサリーなど、全ての製品が軽量や耐久性、コンパクトさを重視した高性能な造りになっています。
フォルクラのテントは、全てフランスのシャモニーにて企画・研究開発・テストが行われています。
5 年保証がついているので安心です。
※5 年保証が適用されるのは、通常の使用に限ります。
【 「フォルクラ」の超軽量テントはどこで購入できる?】
「フォルクラ」の超軽量テントは、デカトロン公式オンラインストアで購入できます。3,980円(税込)以上で送料無料になります。
また、公式オンラインストアで購入すると、配達日の指定ができ、注文日の4日後から8日後まで(日曜、祝日も指定可能)です。
【超軽量テント】用途に合わせた7つの選び方ポイント まとめ
超軽量テントは、さまざまなアウトドアを楽しみたい人におすすめのアイテムです。
フォルクラのテントであれば、超軽量以外にも防水性や耐風性、遮熱性や通気性に優れ、デザインもエコかつおしゃれなど、いくつもの魅力的な特徴があります。
この記事で紹介した超軽量テントの選び方や商品を参考に、自分のお気に入りを見つけてください。