コンパクトなテントの利用シーン別選び方｜登山向け高スペック製品

コンパクトなテントとは、かさばらないサイズかつ軽量なテントのことをいいます。アウトドアで荷物を小さく、軽くしたい方におすすめです。ここでは、コンパクトなテントの特徴を４つご紹介します。

• コンパクトに収納ができる

コンパクトなテントの一番の特徴は、コンパクトに収納ができることです。

収納するときに場所を取らないだけでなく、持ち運びも簡単です。

そのため、バイクや自転車の移動のときでもらくに持ち運べます。便利な収納バッグが付いたアイテムが多いのも魅力です。

• アウトドアに最適

コンパクトなテントは、設営が簡単でアウトドアに最適です。

多くのテントは、数分以内に設営ができます。

使用人数によって小型・中型・大型のサイズがあるので、最適な大きさを選びましょう。

• 機能性が高い

コンパクトなテントは、機能性が高い商品が数多く販売されています。

テントによって異なりますが、たとえば下記のような機能がついています。

• 超軽量
• 遮熱性がある
• 遮光性がある
• UVカットされる
• 防水性が高い
• 防風性が高い
• 通気性が高い
• テント内での調理や焚き火が可能

自分に必要な機能を確認して、テントを選ぶとよいでしょう。

• さまざまな設営タイプがある

コンパクトなテントには、さまざまな設営タイプがあります。

• ワンタッチテント：紐をひっぱるだけでテントの設営が完了
• ポップアップテント：袋から取り出すだけでテントが設営できる
• パップテント：元々軍用のテントで、別名「ハーフシェルター」や「シェルターハーフ」とも呼ばれ、ソロキャンプ向き

このように、それぞれのタイプによって設営の手間は異なりますが、ワンタッチテントではなくても、簡単に設営できるコンパクトなテントもあります。

設営タイプだけで選ぶのではなく、短時間で設営できる点にも注目して選ぶとよいでしょう。

コンパクトなテントは、利用シーン別に必要なスペックを考慮して選ぶことが大切です。持ち運ぶことを考えると、重量2㎏以下が理想的だといえます。また、屋外で使用するには防水機能も重要になるため、耐水圧は3,000㎜ほどあるとベストです。

ここでは、コンパクトなテントについて、利用シーン別の必要なスペックについてご紹介します。

• レジャーを楽しむならワンタッチテントが便利

 アウトドアでレジャーを楽しむなら、簡単に設営ができる、ワンタッチテントがおすすめです。たとえば、ファミリーキャンプであれば、子どもから目を離さずに設営がしやすいですし、海水浴であれば、ビーチテントや荷物置きとして利用できます。

また、家族や友達と公園でピクニックのときに、日よけとして使うのもよいでしょう。

• ソロキャンプはバックパックへの収納も考慮
  

ソロキャンプでコンパクトなテントを使用するなら、バックパックに収納できる大きさを選びましょう。コンパクトなテントには、主に1人用と2人用がありますが、ソロキャンプの場合、重ささえクリアできれば、どちらを使用しても問題ありません。

ソロキャンプで2人用のテントを使用すると、ゆったりと過ごせます。リラックスしたい方には、2人用のコンパクトなテントがおすすめです。

• 夫婦・友達と2人でツーリングならバイク積載制限を確認
  

ツーリングをする際に、コンパクトなテントはツーリングテントとして利用できます。

道路交通法（自動車の乗車又は積載の制限）第二十二条の二において、バイク（大型自動二輪車、普通自動二輪車で乗車装置や積載装置を備えるもの）は、積載物の重量が60㎏を超えてはならないことが定められています。

そのため、コンパクトなテント以外も持ち運ぶことを考えると、収納サイズが小さいだけでなく、軽量であることも重要となります。

登山・トレッキングには、FORCLAZ（フォルクラ）のトレッキングテントがおすすめです。

フォルクラのテントは、どれもフランスのシャモニーで企画や研究開発、テストが行われています。トレッキング用に開発されているので、テント泊登山では、荷物をコンパクトで軽量化することが求められ、また、製品が自然の厳しい環境にも耐えられるよう、フォルクラのトレッキングギアは軽量と耐久性に重点を置いた製品になっています。

また、通常使用していれば、5 年保証が適用されているため、長期間利用したい方でも安心して利用することが可能です。

ここでは、フォルクラのコンパクトなテントのおすすめポイント7つをご紹介します。

• 簡単な設営と撤収

フォルクラのコンパクトなテントの組み立ては、とても簡単です。さまざまなテントがありますが、基本的に1人でも簡単に、短時間で設営が可能です。フォルクラのテントは、フープとベッドルーム、フライシートの各部位に色分けがされています。

色分けがされていることで、さらに設営がしやすくなっています。また、わかりやすい説明書がついているのも嬉しいポイントです。

万が一、説明書を忘れてしまったり、説明書を見てもわからなかったりした場合には、デカトロンの公式サイトに設営方法の動画があるので、そちらもご確認ください。

もちろん、設営だけでなく、収納もとても簡単です。収納するときは、テントポールを畳んでまとめます。そして、ベッドルームかフライシートの上に乗せて、テントとバッグが同じ大きさになるまで、一緒にくるくると丸めていくだけで収納完了です。

設営も収納もたった数分でできるため、フォルクラのコンパクトなテントであれば、限りあるアウトドアの時間を無駄にせず、有意義に過ごせるでしょう。

• コンパクトで軽量

フォルクラのテントは、コンパクトかつ軽量でありながらも、機能性は抜群です。

フォルクラのコンパクトなテントには、ポケット・ランプを吊るせる室内シーリングフック・洗濯物用ロープがついています。

※テントのタイプによって付属品の数は異なります。

そのため、テント内を明るく照らしたり、洗濯物を干せたりと、アウトドアシーンにとても便利です。

また、各パーツはバラバラにすることが可能で、それぞれの重量が軽いため、持ち運びも簡単です。

• 環境に配慮されたエコデザイン

フォルクラのコンパクトなテントの魅力は、デザインがおしゃれなだけでなく、環境に配慮したエコなデザインが採用されている点です。

テントペグは、アルマイト被膜非塗装にされています。そのため、新品ではないように見えることがありますが、機能上の性質や性能にはなんの変りもありません。

また、インナーテントは、環境負荷を減らす染色工程で造られています。テントの種類によっては、生地に「Biton」という繊維が使用されています。「Biton」という繊維は、2本に1本のみ原液着色の糸を使うことで、水の消費や汚染を低減しているものです。

この繊維を使用することで、繊維染色によって大量の水が使用され、染色処理槽から生じる、排水による環境負荷を低減させています。

フォルクラのテントは、見た目の美しさだけを優先するのではなく、環境にも配慮しつつ、おしゃれなデザインを実現しています。

• 防水性に優れている

フォルクラのコンパクトなテントは、防水性が非常に優れています。

テントによって、素材やコーティングに違いはありますが、水柱テストによる耐水圧は、基本的に2人用でフライシートは2,000mm以上、グランドシートは5,000mm以上が確認されています。

また、1人用のコンパクトなテントの場合、フライシートは2,000mm以上、グランドシートは3,000mm以上が確認されています。

• 耐風性に優れている

  フォルクラ のコンパクトなテントは、すべて風洞設備の中で回転盤を使って、耐風性のテストが行われています。

  このテストにより、どのテントも確かな耐風性が確認されていますが、テントの種類によって耐えられる風速が異なっています。

  たとえば、FORCLAZ（フォルクラ）キャンプ・トレッキング・登山用テント 3シーズン用 自立式 TREK 100 − 2人用と、FORCLAZ（フォルクラ）キャンプ・トレッキング・登山用テント 3シーズン用 自立式 TREK 900 − 1人用の場合、テントの耐風性のテストでは、テントのすべての面に風があたるようにして60km／h（階級7）の風に耐えることが確認されています。

  そのため、地面レベル風速が60km／hでも、テントの中にいることが可能です。

  そしてFORCLAZ（フォルクラ）キャンプ・トレッキング・登山用テント 3シーズン用 自立式 ドーム型 TREK 500 FRESH＆BLACK 2人用と、FORCLAZ（フォルクラ）キャンプ・トレッキング・登山用 テント 3シーズン用 自立式ドーム型 TREK 500 − 2人、の場合、耐風性のテストでは、テントのすべての面に風があたるようにして70km／h（階級8）の風に耐えることが確認されています。

  そのため、地面レベル風速が70km／hでもテントの中にいることが可能です。

  どのテントでも耐風性を維持するためには、テントの周りの適正な位置にガイロープを張る必要があります。

  テントを伸ばし過ぎない程度に、適切に張るよう注意しましょう。

• 通気性に優れている

フォルクラのコンパクトなテントの多くには、フライシートの後部にベンチレーションがついています。ベンチレーションを固定することで、テント内の温かい空気がベンチレーションから排出され、テント内の通気性を高めてくれます。

また、テントによっては、モスキートネット付きのドアや、ドアがダブルファスナーになっているため、通気性が確保されています。それだけでなく、インナーテントのドア上部と奥がメッシュ付きのべンチレーションになっているため、通気性の向上が期待できる造りになっています。

• 結露の軽減

ベッドルームには、通気性の良いモスキートネットが使用されています。また、ベンチレーションには、結露を軽減するために撥水生地が使用されています。

これらのことにより結露が軽減され、テント内でも快適に過ごせるでしょう。