キャンプストーブには、石油型・ガスストーブ・電気ストーブなどがありますが、その中でもおすすめなのは、「ウッドストーブ」です。
ウッドストーブには、二次燃焼という機能がついているものがあります。
二次燃焼の機能がついているウッドストーブは、使用するのが簡単で燃焼効率が高いため、アウトドアで手軽に使うのに最適なアイテムです。
ここでは、ウッドストーブの機能や二次燃焼の原理、キャンプにおすすめのウッドストーブについて詳しくご紹介します。
【1. ウッドストーブとはどんなもの?】
ウッドストーブとは、キャンプやバーベキューで暖を取ったり、簡単な調理をしたり、キャンプファイヤーを楽しんだりできる薪ストーブのことをいいます。
サイズや燃焼方法はものによって異なるため、選択肢の多いアウトドアアイテムです。
1-1.ウッドストーブの燃料は?炭は使える?
燃料は、木材をはじめ、炭やウッドチップ、枯れ枝、キューブ状の固体燃料など、さまざまなものの使用が可能です。化石燃料を利用しないため、エコの観点から見ても環境によいといえます。
ただし、ウッドストーブの種類によって、適している燃料が異なります。
購入したに、適した燃料を使用するようにしましょう。
1-2.ウッドストーブの本体の素材は?
本体の素材には、ステンレスやチタンが主に使われています。ステンレス製と、チタン製には、2つの共通点があります。
1点目は素材が軽く、ウッドストーブ本体がとても軽量であることです。
軽量のため持ち運びが簡単で、キャンプなどにも持って行きやすいといったメリットがあります。自動車での移動ではなく、バイクや自転車、飛行機や新幹線で移動するときにもおすすめです。
2点目は錆びづらく、耐久性が高い点です。錆びづらいので、お手入れも楽にできます。また、ステンレス製とチタン製の違いは、ステンレス製のウッドストーブの方が、価格が低い傾向にあることです。
1-3.ウッドストーブはどんなときに使うもの?
ウッドストーブは、キャンプやバーベキューなどで使います。小型・中型・大型と大きさの種類があるため、ソロキャンプであれば小型のものを、ファミリーキャンプであれば中型~大型のものを使用するとよいでしょう。
また、お湯を沸かしたり、簡単な調理をするときにも、ウッドストーブは使いやすく便利です。その場合、小型の物も便利だと思います。
このように調理だけでなく、暖を取ったりキャンプファイヤーも楽しめ、簡易コンロとしての役割を果たしてくれたりします。一台で何役にも活躍するので、キャンプやバーベキューに行く際には用意しておくとよいでしょう。
【2. ウッドストーブの二次燃焼とは何?】
ウッドストーブには、二次燃焼の機能がついているものと、ついていないものがあります。
二次燃焼の機能では煙を減らし、燃料として使用した木材をほぼ完全に燃焼させられます。
そのため二次燃焼は、エコでありながら、燃焼効率も上げられる優れた機能です。
2-1.ウッドストーブの二次燃焼の構造とは?
ウッドストーブの二次燃焼の構造を知るためには、まず原理と構造を知ることが大切です。燃焼には一次燃焼と二次燃焼があります。
一次燃焼とは、薪などの燃料に火をつけると、燃料から発生する可燃ガスに火が燃え広がり、主燃焼室で燃焼が始まる仕組みです。燃料の状態により、燃え切らない可燃ガスが不完全燃焼を起こすと、煙が発生します。一次燃焼で煙が多いのは、これが原因です。
二次燃焼の構造は、一次燃焼で生じた燃え切らない可燃ガスを利用して、さらに燃焼させる仕組みになっています。
一般的な二次燃焼のウッドストーブには、本体のサイドに空洞があり、上部に穴があります。火をつけてから数分後に、ウッドストーブ内のサイドにある2つの壁の間で加熱された空気が、上部に開いている穴から出てくる構造です。上部の穴から出た加熱された空気は、燃え切らない可燃ガスを再び燃焼させます。これにより、一次燃焼で発生する煙が減少する仕組みです。
結果として、少ない燃料だけで大きな火力を引き出すことが可能になり、最終的には燃料をほぼ完全に燃焼させられるでしょう。
このように、二次燃焼の機能を利用することで燃焼効率を高められます。
【3. ウッドストーブは自作できる?】
ウッドストーブは自作できますが、メリットとデメリットを考慮した上で選択するようにしましょう。
まず、ウッドストーブを自作すると、「購入するより安く済む」と「DIY好きな人は製作工程も楽しめる」の2つが挙げられます。
自作する際に、100円ショップで材料を購入すれば、材料費が安く抑えられます。
何度使うかわからないので試しにウッドストーブがほしいときなどには、自作するのもひとつの方法としておすすめです。また、DIYが好きな人であれば、自作すること自体を楽しめるでしょう。
DIYに慣れていたり、燃焼に関しての構造を理解していたりする場合には、二次燃焼の機能などの便利な機能をつけて製作することも可能です。販売されているウッドストーブにより近いものを製作できるでしょう。
一方、ウッドストーブを自作するとは、「手間がかかる」と「利便性が悪い」の2つが挙げられます。
ウッドストーブの自作は、デザインを考えるところからはじめ、材料を購入し、材料が揃ってからようやく製作に取り掛かれます。自作する際には、ドリルやニッパーなども使用しなければならないため、道具をもっていなければ購入する必要もあるでしょう。DIYを普段からしている方でない場合は、ウッドストーブを購入するよりもかえって高くついてしまうことも考えられるため、注意が必要です。
また、販売されているウッドストーブは基本的に機能性が高く、利便性にも優れています。
二次燃焼の機能がついていたり、軽量で持ち運びがしやすかったりなど、ユーザーが使いやすいように設計されています。
しかし、自作ではさまざまな機能をつけるのが難しく、利便性が悪くなる可能性もあるでしょう。
このように、ウッドストーブに求めているものが何かを見極めて、自作するのか購入するのかを決めるとよいでしょう。
【4. ウッドストーブを使用する際の注意点とは?】
外で使用することを前提に製造されているウッドストーブは、必ず外で使いましょう。
テントの中や密閉された空間での使用は、一酸化炭素中毒になる可能性があるので大変危険です。
また、ウッドストーブは、基本的に上部から炎が出る造りになっています。
どうしても室内で使いたい場合には、室内で使用するためにデザインされているウッドストーブを使用しましょう。
しかし外で使う際にも、必ずその場所でウッドストーブを使うことやバーベキュー(調理)をすることが許可されているかを確認しなければなりません。また、テントや住宅からは必ず5m以上離れた場所での使用を徹底することも重要です。ほかにも、風の強いところで使用すると、炎が風の影響を受けて大きくなってしまうため、こちらも注意が必要です。
ウッドストーブの使用中および使用後は、本体が非常に熱くなるので、誤って本体に触れないように気を付けて扱うことも大切です。
ウッドストーブを使用するときには、全体的の安全面を考えましょう。
【5. デカトロンの「QUECHUA (ケシュア) キャンプ ウッドストーブ MH500 - 二次燃焼」のポイント9選!】
「QUECHUA (ケシュア) キャンプ ウッドストーブ MH500 - 二次燃焼」は9,900円(税込)ここでは当製品のポイント9選を詳しくご紹介します。
6-1.ポイント① デザインがかわいい
ケシュアのウッドストーブは、ころんとしたかわいいフォルムの、オリジナルデザインが魅力です。
このおしゃれなデザインは、アウトドアの時間をさらに楽しいものにしてくれるでしょう。
また、写真映えもするため、SNSにキャンプの写真をアップしたい方にもおすすめです。
6-2.ポイント②火を起こしの手間がいらない
ウッドストーブの点火は、木材をコンポーネントに置いて、着火剤を用いて火をつけるだけでOKです。そのため、面倒な火おこしの手間がいりません。点火するときは、木材はなるべく燃焼しやすい乾燥したものにしましょう。
木材が燃えてきたら、燃料が横から投入できるサイドドアから、少しずつ木材を足すことが可能です。燃料を供給することで、燃焼をさらに促せます。
6-3.ポイント③簡単に調理ができる
ウッドストーブがあれば、簡単に調理ができます。
たとえば、串にマシュマロを刺して焼きマシュマロを作ることも、フライパンで調理をすることも、ケトルでお湯を沸かすことも可能です。
ウッドストーブは暖を取るだけではなく、簡易コンロとしての役割を果たしてくれます。
ちなみにデカトロンからは、ウッドストーブの上に置いて使えるQUECHUA (ケシュア) キャンプ・ 登山・ハイキング ケトル MH 500 ステンレス(1L)も販売されています。
ウッドストーブの上でお湯を沸かして温かいコーヒーをいれたり、調理に使ったりしたい方には、併せて購入するのがおすすめです。
QUECHUA (ケシュア) キャンプ・ 登山・ハイキング ケトル MH 500 ステンレス(1L) 通常価格:1,990円(税込)
耐久性に優れた100%ステンレス製のケトルで、丁度よいサイズ感のため、使い勝手が抜群です。また、340 gと軽量のため、水を入れてもさほど重くならず、利用しやすいように造られています。このケトルに水1Lを入れたときの沸騰時間は約10分なので、調理にもすぐに使えて便利です。
ウッドストーブをコンロとして使用する場合には、必ず直火に対応したフライパンや鍋を使用しましょう。また、非常に高温になるので、やけどにも気を付けて使用することが大切です。
6-4.ポイント④持ち運びが簡単
ケシュアのウッドストーブは、コンパクトかつ軽量なので簡単に持ち運べます。
しかも、持ち運びに便利な収納ケース付きです。おしゃれなデザインの収納ケースは、ケシュアのこだわりです。
収納ケースは、ウッドストーブがすっぽり収まるようになっています。
6-5.ポイント⑤火の後片づけがらくちん
ウッドストーブを使用したあとの片付けは、灰と木材を取り出すだけでOKです。
下部には、灰受けが付いているため、灰を簡単に捨てることができます。
灰受けは、付属の棒を使って取り出しましょう。
鎮火させたあとは、付属の棒で移動も楽にできます。
家に帰ったら、石鹸で洗って乾かすだけでいいので、お手入れも簡単です。
6-6.ポイント⑥パワーがすごい
ケシュアのウッドストーブは、二次燃焼の機能を利用しているため、燃焼力がすごいという特徴があります。
少ない燃料でも火力が大きく、投入した木材を最終的にはほぼ完全に燃焼させることが可能です。
公式オンラインストアのユーザーレビューでも「よく燃える」といった声があり、効率的に燃焼してくれてくれます。
また、コンパクトなのに火力が強いので、調理だけでなくキャンプファイヤーにも使えるすぐれものです。キャンプファイヤー台として使用する場合には、ウッドストーブに点火したあと、上部から木材を入れることで、キャンプファイヤーを楽しめます。
6-7.ポイント⑦持久性に特化している
ウッドストーブで炭を使う方もいますが、ケシュアのウッドストーブの場合、木材と着火剤を用意して火を付けるだけでOKです。
木材と着火剤に火をつけたら、あとは空気を循環させて、煙を低減すれば火力が安定します。少ない燃料で燃焼が続くといった持久性に特化しているのも魅力のひとつです。
6-8.ポイント⑧互換性が高い
ケシュアのウッドストーブで使用できる木材の大きさは、長さ15cm、直径5cmまでですが、あらゆる木材の種類に対応しているため、互換性が高く、利用のしやすさは抜群です。
実際にサイドドアから木材を挿入する場合は、下記のようになります。
6-9.ポイント⑨オンラインなら送料無料
デカトロンの公式オンラインストアでは、3,980円(税込)以上で送料無料になります。
「QUECHUA (ケシュア) キャンプ ウッドストーブ MH500 - 二次燃焼」は、送料無料対象で希望の場所まで届けてもらえます。
【7. デカトロンの「QUECHUA (ケシュア)キャンプ ウッドストーブ MH500 - 二次燃焼」のスペックとは?】
「QUECHUA(ケシュア)キャンプ ウッドストーブ MH500 - 二次燃焼」のスペックを詳しく見ていきましょう。
【組成】コンロ:100% ステンレススチール 304
【カラー】ライトグレー
【サイズ】ワンサイズ
【重量】総重量:1,580g(ストーブ1,380g/ケース150g/ハンドル50g)
【サイズ】直径(上部:13.5cm/下部:19cm)高さ24.5cm
【収納サイズ】20×20×25cm
※電池内蔵型ではありません。
【付属品】
- 鎮火後に移動させるための棒(火吹き棒としては使用不可)
- 収納ケース キャリーバッグ組成:20% 発泡ポリエチレン、80% ポリエステル(PES)
【8. デカトロンとは?】
DECATHLON(デカトロン)は、フランスの総合スポーツメーカーです。
1976年に創業し、60カ国に1,718店舗(2021年10月現在)があり、80種類以上のスポーツ用品の取り扱いがあります。
40年にわたり、自社で研究開発・製造をしています。
リーズナブルな価格で商品を提供できるのは、自社でデザイン・研究開発・製造・販売をしているからです。
販売されているオリジナルブランドは、「パッションブランド」と呼ばれています。顧客満足度を追求した商品開発を行い、ユーザーにとって魅力的な商品が多いのが特徴です。
また、最先端の製造工程を採用することで製造コストを最小限にしたり、効率的に管理したりするなど、徹底的に無駄を省き、価格に反映させています。
デカトロンは高品質で環境(エコ)に配慮しつつ、コストパーフォーマンスのよい製品を造ることをゴールにしています。。
【ウッドストーブの二次燃焼とは?燃料・構造・おすすめ製品もご紹介 まとめ】
ウッドストーブには、二次燃焼の機能のついたものがあり、一次燃焼だけのものよりも、さまざまな点で利便性が高くなっています。ケシュアのウッドストーブであれば、デザインもおしゃれでありながら、機能性も抜群です。ソロキャンプを楽しみたい方にも、家族や友達とファミリーキャンプやバーベキューを楽しみたい方にもおすすめします。ぜひ、この記事でご紹介したケシュアのウッドストーブで、アウトドアを楽しんでみてください。