念願のロードバイクを手に入れたあと、次に揃えておきたいのがアクセサリーです。
アクセサリーの役割は、走りに快適性を与えてくれるだけではなく、装飾品として自慢の自転車に洗練さを演出してくれます。しかし、一口にアクセサリーといっても、その種類と機能は豊富で「どのアクセサリーから買えばいいかわからない」という悩みを抱える方が多くいらっしゃいます。
今回の記事では、ロードバイク初心者が揃えたいおすすめアクセサリー8つを一挙に紹介します。
【自転車用アクセサリーで快適なサイクリングライフを】
ロードバイクに乗り慣れると、より遠くへ行きたくなる方も多いのではないでしょうか。より快適にサイクリングを楽しむ際に必要なのが、自転車用アクセサリーです。走りの快適さをアシストしたり、安全性を高めたりしてくれます。では代表的なアクセサリーを例に挙げ、5つの視点から具体的に説明します。
■安全性をアシスト
安全を支えるアクセサリーはヘルメット、ライトやベルなどです。ヘルメットは、万が一の事故の際に頭を守ってくれます。ライトやベルは、歩行者や車など他の道路利用者に自分の存在を認知させ、事故のリスクを最小限に抑えます。
■快適性をアシスト
サドルバックやスマートフォンスタンドといったアクセサリーは、走りに快適性をもたらします。サドルバックがあることで、リュックを背負う必要がなくなり、サイクリストの負担は大幅に解消されます。サイクリング中に、スマートフォンをバックやポケットから出し入れする作業は、想像以上の手間です。スマートフォンスタンドをハンドルバーに設置することで、ルートチェックが快適に行えます。
■見栄えを向上
ワンランク上のサイクリストを目指すのであれば、自転車パーツや身に着けるウェアといったアクセサリーにもこだわりたいところです。初心者でも簡単に取り入れられるものとして、バーテープがあります。巻くだけでハンドルカラーを変えられるので、自分好みのロードバイクを演出できます。バーテープは、慣れてしまえば自分で交換でき、手軽に購入できる製品です。そのため、初心者でも気軽にカスタマイズできるアクセサリーとして人気です。塵や飛び石から目を保護する役目のアイウェアは、付けるだけでサイクリストの見た目をファッショナブルにしてくれます。
■メカトラブルを修復
初心者、ベテランにかかわらずどんなサイクリストでも、パンクや故障といったメカトラブルは付き物です。そんな緊急時には、携帯用空気入れやパンク修理キットが、大きな味方となります。六角レンチなどは、ボルトのゆるみやパーツの歪みを走行中に発見した際の一時的な調整に必須のアイテムです。サイクリングの際は、トラブルに対応できるアクセサリーを忘れないように準備しておいてください。
■自転車の楽しみ方を広げる
自転車を分解して収納することで、持ち運びができる輪行袋。速度や距離など走行状況を把握するサイクルコンピューター。これらのアクセサリーは、自転車の楽しみ方を最大限に引き出してくれます。輪行袋を利用すると電車移動ができるため、今まで足を運べなかったエリアに赴むいたり、サイクルコンピューターによって自分の力量を知れたりと、アクセサリー1つで楽しみ方が増えるのも大きな魅力です。
【サイクリングの必需品:ヘルメット】
サイクリング中の危険は、道路のあらゆる場所に潜んでいます。不注意による歩行者との接触や車との衝突、あるいは操作ミスによる転倒など、起こりうる事故はさまざまです。万が一の状況において、サイクリストの安全の要となるのがヘルメットです。
ロードバイクに乗るのであれば、命を守るためにも真っ先に揃えるべきアイテムです。購入後は走行距離に関係なく、常に着用することを習慣にしてください。
【デカトロンがおすすめするヘルメット】
ヘルメットの購入がまだ済んでいない、もしくは新しく買い替えようという方のために、デカトロンおすすめのヘルメット「ロード サイクリング ヘルメット RoadR 500」を紹介します。通勤や通学の日常使いなど、あらゆるサイクリングシーンでご利用いただけます。
■ロード サイクリング ヘルメット RoadR 500の概要と特徴
値段は6,290円(税込)とリーズナブルでありながら、安全を守り、付け心地が快適で、ヘルメットとしての機能と品質を十分に備えているのが特徴です。
サイズは、頭囲に合わせてMかLの2サイズからお選びいただけます。デザインがシンプルで、性別を問わず被ることができます。
・快適性に優れた着け心地
ロード サイクリング ヘルメット RoadR 500は付け心地を追及した造りになっています。ベンチレーション機能により、十分な通気性を確保しており、長時間のライドでも頭の蒸れや、かゆみによる不快感を軽減し、快適さを後押ししてくれます。またエンジニアチームが開発した調節システムにより、着脱も容易です。
・衝撃を防ぐ構造
最大の特徴は、強度と耐久性にあります。In-Mold成型テクノロジーを駆使して、衝突の衝撃が頭に伝わることを防いでくれる仕様になっています。
ヘルメットの外側は耐久性の高いポリカーボネートシェルを使用しており、長期間使用できるのがメリットです。
安全性が高く、頭部をしっかりサポートしてくれるだけでなく、軽量化されているのも魅力のひとつ。Mサイズは275g、Lサイズが330gと軽量で被りやすいヘルメットです。
【サイクリングの必需品:ライト】
自転車用のライトは、前方を照らすフロントライトと後方用のリアライトの2種類あります。ライトは夜道やトンネル、悪天候などの視界環境が悪い中で、道路状況を把握する役割、そして車や他の歩行者に、自分の存在を知らせるという重要な役割を担っています。つまり、ライトは事故を起こしてしまう、あるいは事故に巻き込まれてしまうリスクを最小限に抑えてくれるアクセサリーなのです。ライトは、より遠くを照らせるLEDタイプや、点滅機能を搭載したものがあるので、ライトの機能を十分に確認したうえで購入しましょう。
ライトについて詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
【デカトロンがおすすめするライト】
デカトロンおすすめの自転車用ライト「自転車用フロント&リアLEDライト USBセット ST 520」を紹介します。
ブラックの本体カラーはスタイリッシュな印象を与え、どんな色の自転車でも合わせやすいデザイン性の高いライトです。コンパクトでありながら、ボタンひとつでモードを使い分けられるので、機能性が高く充電も持ちやすいとお客様からご好評をいただいております。
フロントライトとリアライトの2点セットで、3,290円(税込)とリーズナブルな価格で販売しています。
■ロングライドでも長持ち
通常の点滅モードで最長9時間、連続点灯モードで最長5時間使用できます。Micro USBケーブルで充電できるため、モバイルバッテリーがあれば、より長時間利用できます。
■シーンに応じたさまざまな機能
自転車用フロント&リアLEDライト USBセット ST 520に備わっている防水機能は、激しい雨や濃い霧など、あらゆる方向からくる水しぶきに対して優れた撥水性を発揮します。
白色点灯、赤色点灯の2つのモードを使い分ければ、歩行者やドライバーが自転車を視認しやすくなります。これにより、接触事故のリスクを大幅に軽減し、自分の安全を守る役割を果たしてくれるのです。
またライトを固定するパーツには、シリコンを使うことで伸縮性が生まれ、自分の好きな場所・角度に調節できます。車体の大きさや道路状況に応じて、周りから見やすい最適な位置に取り付けるようにしてください。
【安全性を高める必需品:アームバンド・パンツガード】
アームバンドとパンツガードは、自転車用ライトと同じく歩行者や車からの視認性を高めるためのアイテムです。暗い夜道やお子様など、安全性が気になる場合は、腕と足それぞれに着用することをおすすめします。
【デカトロンがおすすめするアームバンド・パンツガード】
デカトロンでは非常にお手頃な価格で、アームバンド・パンツガードを販売しております。夜道で自転車に乗る機会が多い方はぜひ検討してみてください。
■サイクリング アームバンド パンツガード 高視認性 500
腕や足首にワンタッチで取り付けられるアームバンドです。日中、夜間問わず視認性の向上に役立つワンポイントアイテムとして使用されています。
740円(税込)とリーズナブルな価格でありながら「機能性が高い」と人気の製品です。
【サイクリングの必需品:サドルバッグ】
長時間ライドになると、荷物や道具類は必然的に増えていくものです。大量の荷物を持ち運ぶのであれば、リュックが最適ですが、長時間背負っていると背中が蒸れたりして、快適なサイクリングの妨げになる場合があります。
こういったデメリットを解消する優れものこそサドルバックです。サドルの後ろ側にあるデッドスペースを活用し、走行の妨げになりません。加えて、目的に応じて容量を選べるのも大きなメリットです。サイズの大きいサドルバックを取り付ければ、衣類の運搬もできるようになり、泊まりがけの自転車旅も可能になります。
サイクリング用バッグについて詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
→サイクリングリュックおすすめランキング|便利なバッグ紹介も!
■デカトロンがおすすめするサドルバッグ
フランス発祥のB‘TWIN(ビトウィン)から「サイクリング 防水サドルバッグ 900 - 2.5L」を紹介します。
修理道具や財布、スマートフォンを運搬するには十分な容量です。撥水性に優れたナイロン素材でできているので、大事な所持品を雨水から守ってくれます。またサドル下に固定することで、水はねを防止してくれ、背中に水が飛び散る心配も減らしてくれる、一挙両得のサイクリングアイテムです。
サドルに固定する際は、テープを巻き付けるだけのワンタッチ操作で着脱できるので、サドルバッグを初めて扱う方でも、非常に簡単に取り付けられます。
機能性の高さが売りのサドルバッグですが、2,490円(税込)とお手頃な価格で販売しております。
【メンテナンスの必需品:空気入れ】
ロードバイクに本格的に乗り始めると、林道や峠道など、人気の少ない場所を通ることもよくあります。こういった公共交通機関が十分に整っていない場所で、パンクしてしまうと、街のサイクルショップまで押していくか、ロードバイクが通るのを待ち、誰かに借りるしかありません。そんなときに便利なのが携帯用空気入れです。携帯用空気入れを持っていれば、その場で空気を入れて、応急処置ができます。人通りの少ない場所でのサイクリングには必須アイテムですので、なるべく早めに手に入れておきましょう。
■B'TWIN(ビトウィン) サイクリング ハンドポンプ コンパクト
デカトロンおすすめの携帯用空気入れ「B'TWIN(ビトウィン) サイクリング ハンドポンプ コンパクト」。名前の通り最大の特徴はそのコンパクトさです。質量はたったの97gで、長さも20cmと持ち運びやすさに特化しています。
伸縮するグリップにあるロック機能によって、勝手に伸びないように設計されており、ライド中の安全性が考慮されています。
小型でありながらその用途は幅広く、ロードバイクだけでなく、クロスバイクやシティバイクなどさまざまな自転車のタイヤに対応しています。ボトルケージに取り付けができる専用のマウント(器具)が付属しているので、それを使えばバッグに入れることなく、自転車に固定して持ち運びが可能です。
【汗をかく時期の必需品:ボトル・ボトルケージ】
サイクリング中は、体調への気配りが欠かせません。特に炎天下における長時間のライドでは熱中症や、脱水症状を引き起こす例は数多くあります。そのような不調から身を守るためにも、水分補給は大切です。
水分補給は夏だけではなく、冬の時期でも心掛けが必要です。冬は外気の乾燥で喉が渇きやすいにもかかわらず、寒さによって水分摂取量が減ってしまう傾向があります。その結果、脱水症状のリスクが高まるため、サイクリング中はのどの渇きを自覚していなくても、こまめに水分をとるようにしてください。
また、冬は急激な温度の低下によって、低体温症になる可能性があります。山頂など急な温度変化がある場所へ行く際は、温かい飲み物を用意しておくことがおすすめです。
街中以外のサイクリングでは、コンビニや自動販売機が見当たらないということも往々にしてあるため、万が一を想定し水分の携帯は絶対に欠かせません。自転車用のボトルとボトルゲージがあると、蓋の開け閉めをせずに、走行中でも水分補給ができるため、初心者が揃えたいアクセサリーの一つです。
■ボトルRoadC 800ml
デカトロンが展開している自転車メーカーTRIBANからサイクリング用ボトル「ボトルRoadC 800ml」を紹介します。
ロングライドの際も安心できる800mlの大容量ボトルは、100%ポリプロピレンの柔らかな質感が特徴です。
人間工学に基づいて開発された形状により、走行中でもボトルを落としにくい工夫が施されています。
ボトルケージにボトルを入れて走行していると、泥や塵などの汚れがボトルにはねてしまいますが、ボトルRoadC 800mlには専用のキャップがついているため、汚れから飲み口を守り、清潔を保つことができます。
■500 自転車 ボトルケージ
同じTRIBANのボトルケージですが、特筆すべきはその驚異的なコストパフォーマンスです。640円(税込)とリーズナブルな価格でありながら、その見た目に一切安っぽさは感じられません。
グラスファイバーという強化ガラス繊維でできているため衝撃への耐久力も期待できます。価格と品質どちらも非の打ちどころがないアクセサリーです。7つのカラーバリエーションは、自転車の見栄えをアップする差し色としてアクセントにもなります。
【室内保管の必需品:スタンド】
ロードバイクは経年劣化を最小限に抑えるために室内保管が推奨されています。
室内でディスプレイするときは、スタンドがあると非常に便利です。家の中に保管したいという方にはお勧めの定番アクセサリーといえます。
スタンドがあることの利点はそれだけではありません。
通常チェーンの清掃と点検は、ペダルを手で回転させて行います。点検するためにロードバイクを横倒しにすると、地面と接触してしまいペダルが回せず、作業効率が大幅に落ちてしまいます。
そんなときはスタンドを使うことで、清掃と点検が容易になります。またチェーン以外のメンテナンスにおいてもハンドルやペダル、ブレーキシューなどは、基本的に左右対称のパーツを管理するので、スタンドを使って自立させた方がスムーズに作業を進められます。
■サイクリング チェーンステースタンド 500
サイクリング中に休憩をとったり、通勤などで自転車に乗る方には、こちらのスタンドがおすすめです。重量25kgまで対応しており、六角レンチで簡単に取り付けられます。また、工具なしでスタンドの高さを、適切な長さに調節できるので、幅広いタイプの自転車でご利用いただけます。
■自転車 収納ラック
スタンドを取り付けたくない方には、こちらの収納ラックが最適です。軽量で持ち運びしやすく、組み立てが非常に簡単です。自宅に自転車を保管する際や、簡単なメンテナンスの際に活用できます。
【初心者におすすめの自転車用アクセサリー特集】
今回はロードバイクのおすすめアクセサリーとしてヘルメット、ライト、アームバンド・パンツガード、サドルバッグ、空気入れ、ボトル、ボトルケージ、スタンドの8種を紹介しました。数あるアクセサリーの中でも、この8つはサイクリングを充実させるために、早々に揃えるべき定番アイテムです。
デカトロンでは、他にも自転車に関する多種多様なアクセサリーを取り扱っているので、合わせて検討してみてはいかがでしょうか。アクセサリーの購入に迷っている方はぜひデカトロンでの買い物をお楽しみください。