冬におすすめのスポーツウェア【寒さを防ぐ服装のコツとは?】

冬におすすめのスポーツウェア【寒さを防ぐ服装のコツとは?】

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冬は運動しても体温の上昇がゆるやかなので、サッカーやバスケットボールなど、様々なスポーツに適した季節である一方で、寒さで外に出るのが億劫になる季節でもあります。

気温の低い環境で快適に運動するためには、寒さを凌ぐスポーツウェアが必要ですが「どんなものを選べば良いか分からない」と悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事では冬用スポーツウェアの特徴や選び方を解説し、おすすめの製品を紹介します。ぜひ参考にしてください。

By デカトロン編集部

1. 冬のスポーツウェアには防寒性が重要

冬になると外はもちろん、体育館の気温も低くなります。サッカーやバスケットボールの練習で動き続けている間は問題ありませんが、少し休憩すると、あっという間に体温が下がってしまいます。

体温が低くなると、血管が収縮して血圧が上昇し、心臓への負担が大きくなります。筋肉も柔軟性を失って衝撃を上手く吸収できなくなり、怪我をする可能性が高まります。

一度冷えると身体が温まるまで時間がかかるので、休憩中も体温を下げないように、防寒性の高いアウターでの対策が必要です。

防寒性の高いアウターは「ウィンドブレーカー」「パーカー・トレーナー」「ベンチコート」などがあります。

ウィンドブレーカーは綿をナイロン素材で包んだ構造のアウターで、防風力が高いことが特徴です。体温は気温よりも風によって奪われてしまう事が多いため、ウィンドブレーカーを着用して運動すると、体温の低下を防いでくれます。ウィンドブレーカーは薄いという印象をお持ちの方も多くいらっしゃいますが、近年は裏起毛で内側から身体を暖めてくれるモデルもあります。

防寒着として定番とも言えるパーカー・トレーナーは、スポーツの種類を問わずに使用できます。ウィンドブレーカーほどの防風力はありませんが、冬用は裏起毛になっている製品も多く、保温性に優れています。重ね着しやすいアイテムなので、他のアウターを上から着たり、中にTシャツやアンダーウェアを着ると、さらに防寒性が高くなります。その他、デザインが豊富なので、個性を出したい方にもおすすめです。

ベンチコートは寒さが厳しい日でも長時間屋外にいられるよう、高い防寒機能を持たせたアウターです。サッカーの試合で監督やコーチがベンチコートを着ているのを見たことがある方も多いかもしれませんが、もちろん選手が着ても問題ありません。

ベンチコートにはボアタイプとダウンタイプの2種類があり、着用しながらプレーしたい方は、動きやすいボアタイプがおすすめです。ダウンタイプはボアタイプより高い防寒性を誇りますが、内側がもこもこして動きづらさを感じるため、アウターを脱いでプレーしたい方におすすめです。

ベンチコートは、ハイネックや、膝まで包むロング丈の製品など様々な種類があるため、お住まいの地域の気温や用途に応じて選択するようにしてください。

2. 冬にスポーツする際に知っておいてほしいこと

■脱水症状について

冬は夏よりも汗をかきづらいため、脱水症状にならないと思っている方が多くいらっしゃいます。しかし、冬の方が空気の乾燥や激しい風によって、身体全体からどんどん水分が失われていくため、脱水症状に陥りやすい傾向があります。運動する際は、水分補給を忘れずに行ってください。

■運動におすすめの時間帯

冬に運動する場合は、昼間がおすすめです。早朝や夜は気温が非常に低く、道路が凍結している場合もあり、怪我のリスクが高まります。

仕事などが理由で夜にしか運動できない方は、アンダーウェアを着用するなど、防寒性の高いスポーツウェアで体温が低下しないように工夫したうえ、室内での運動を心がけてください。

 3. 冬に適したスポーツウェアの選び方

冬になると外はもちろん、体育館の気温も低くなります。サッカーやバスケットボールの練習で動き続けている間は問題ありませんが、少し休憩すると、あっという間に体温が下がってしまいます。

■機能性の高さで選ぶ

発熱性の高さや速乾性など、身体を「冷え」から守る機能を重視して選ぶ方法です。

冬は夏ほどではありませんが汗をかきます。汗をそのままにしておくとニオイがこもるだけでなく身体が冷えてしまい、風邪を引く原因になります。そのため、汗を熱に変えるウェアや、汗がすぐに乾くウェアが多く開発されています。

また、防風性や保湿性も大切な要素です。冷たい風が服を通して肌に吹き付けると、体温が下がり皮膚から出る水蒸気もどんどん失われてしまいます。ウェアを選ぶ際は、発熱性、速乾性、防風性、保湿性を基準にすると、選択しやすくなります。

その他、アウターの場合はフードの有無や撥水性、ポケットの機能性も、選択の基準になります。

顔周りは風の影響を受けやすく、すぐに冷たくなります。パーカーなど、頭まで覆えるフードがあれば、寒い日でも安心して運動できます。さらに撥水性があれば、雨や雪から身体をしっかりと守ってくれるので、悪天候の日にウェアを悩む必要がなくなるよう、フード付き・撥水性のあるウェアを1着持っておくことをおすすめします。

ポケットは裏起毛が付いていたり、上からも横からも物を出し入れできる2ウェイ仕様になっていたりするため、手袋がない方、携帯電話やイヤホンなどを入れておきたい方におすすめです。

■着心地で選ぶ

着心地で選ぶ際は、腕を回したり、屈伸をした時に動きにくくないか、静電気が出ないか、内側の生地が肌に合うかなどを基準にすることをおすすめします。冬用ウェアは袖が長いものが多く、製品によっては運動時に可動域が制限されます。無理に動くと脇部分が破れることがあるため、着用したまま運動したい方は、ストレッチ性が高いウェアを選ぶと便利です。

また、着脱の機会が多いアウターは、多少乱暴に扱っても良いように、シワが付きづらい製品を選ぶことが大切です。重ね着することも考え、静電気が発生しやすい素材かどうか、着用時に肌がチクチクしないかどうか、直接触ってチェックするのもおすすめです。

着心地で選択する場合は、試着するとイメージが湧きやすいので、店舗に行くのが最も効率的です。

「約80種類のスポーツ」用品を自社で開発するデカトロンは西宮と幕張に実店舗があるので、ぜひ一度試着しにいらしてください。専門知識を持ったスタッフが、あなたのスポーツに合った冬用ウェアを見つけるお手伝いをいたします。スタッフに相談しながら、お気に入りの一着を見つけていただくことも可能です。

■冬におすすめのTシャツ

冬のシャツは速乾性の高い「ドライTシャツ」と防寒性の高い「ロングTシャツ」を選ぶのがおすすめです。ドライTシャツはポリエステル素材でつくられることが多いアイテムで、汗がすぐに乾くため、体温の低下を防げます。

ドライTシャツはリーズナブルな製品が多く、複数購入する方もいらっしゃいます。

ロングTシャツは手首まで袖があるTシャツのことで、半袖よりも防寒性が高いウェアです。素材も暖かいものが多く、腕や手首を暖めることが大切なバスケットボールにも適しています。

■冬におすすめのパンツ

冬は「細身のスウェットパンツ」のように裾が長いウェアがおすすめです。

スウェットパンツは暖かく履き心地が良いのが特徴のウェアですが、ビッグシルエットのものは動きづらいため、細身のスウェットがおすすめです。

スウェットパンツは裾部分にボタンが付いていて開け閉めできるタイプもあります。温度調節がしやすいため、冬だけでなく、秋・春などの比較的涼しい季節でも使用できます。1年を通して長い期間使えるスウェットが欲しい方は、ぜひ探してみてください。

動きやすさを求める方にはハーフパンツがおすすめです。そのままでは寒く、冬には向きませんが、レギンスを下に履くことで、かなり寒さが軽減されます。スポーツ用のレギンスはデニール数が大きく、速乾性も兼ね備えているため、ドライ感を保ったまま運動が続けられます。寒い地域の方には、保温性が高い裏起毛タイプが特におすすめです。

4. アンダーウェアの着用がおすすめ

アウターだけでなく、アンダーウェアも、冬用を選択するのがおすすめです。外からの直接的な冷えを防いでくれるアウターに対して、アンダーウェアは、身体の内側からの冷えを防いでくれます。また、アンダーウェアによって、パフォーマンスの向上も期待できます。ここからは、アンダーウェアのメリットについて、詳しく解説していきます。

■アンダーウェアのメリット

アンダーウェアは運動時のコンディションを良好に保ってくれる製品です。ウェアの下に着用すると肌が直接空気に触れることを防ぎ、高い保温効果をもたらします。発汗を促す生地や通気性の良い生地など、様々な機能を持つ製品が開発されているため、快適に運動したい方には必須ともいえるアイテムです。

外で運動する場合は、吸汗・速乾性を持つウェアがおすすめです。汗がすぐに乾くので、長時間運動しても風邪を引きにくくなります。発熱機能のあるアンダーウェアも販売されていますが、汗が乾きにくいことが多いため、外での利用は避け、暖かな室内でご使用ください。

アンダーウェアは温度管理に役立つ一方で、プレーやトレーニングのパフォーマンスを上げる効果もあります。「重ね着しない方が運動しやすい」と考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実はそうではありません。

運動時の筋肉は、大きく揺れるため身体にブレを生じさせます。余分な動きは全身の力を分散させるため、フォームが崩れたり、十分な記録を出せなかったりします。アンダーウェアを着用すると筋肉が引き締まって無駄な揺れを抑えられ、パフォーマンスを向上させられます。

5. 寒さを防ぐ服装のコツ

冬の寒さを防ぐためにはどのような方法があるでしょうか。懐炉や温かいお茶などを持つ方もいらっしゃるでしょうが、落としたり、冷めたり、運動の邪魔になったりするため、効果的とはいえません。常に温かな状態を維持するには、服装の工夫が何よりも大切です。

■重ね着をする

運動やトレーニングの序盤は、身体が冷えています。この時点ではまだ筋肉がほぐれていないため、外はもちろん、空調の効いたジムなどで運動する際も暖かい服装をしてください。厚めの服を持っていない方は、上半身にアンダーウェア、Tシャツ、トレーナー・パーカーを着て、下半身はハーフパンツと細身のスウェットを履くなど、重ね着する方法がおすすめです。重ね着によって熱が外に放出されることを防げるので、効率的に身体を暖められます。

注意点は、首や手首、足首などが外気に触れないようにすること。いくら身体が暖かくなっていても、これらは冷えを感じやすい部分です。また、関節が冷えるとパフォーマンス力も落ちるため、しっかりと覆うことが大切です。特に足首は靴との境目が露出しやすいので、長めの靴下を履くのがおすすめです。極寒の日は、動きにくくなければ靴下を重ね着しても問題ありません。

■着脱しやすいウェア

身体が暖まった後は、汗をかきすぎないように体温調節が必要です。この時、ファスナー付きのパーカーなど、着脱しやすいウェアをアウターにすると、運動をストップせずに温度調節できます。ただし、一気に服を脱いでTシャツ・半パンになると、あっという間に身体が冷えるので、1枚ずつ段階を経て薄着になるようにしてください。

温度調節がしやすいウェアには、ボタン付きのスウェットパンツがあります。サイドに付いたボタンを徐々に外していくことで、少しずつ外気に触れる面積を広げられます。とても便利なアイテムなので、興味のある方はぜひ検討してください。

■小物を準備する

冬の冷たい風は指先や耳、首元などにも容赦なく突き刺さります。これらはアウターだけではどうしても覆いきれない箇所であるにもかかわらず、とても寒さを感じやすい部分です。耳が冷たくなるのが嫌で外出したくない方もいらっしゃるかもしれません。そんな方におすすめなのが、耳あて、手袋、ネックウォーマーなどの小物です。

耳あてはヘッドホンのように耳をすっぽり覆ってくれるアイテムで、内側が毛で出来ています。近年は軽くてシンプルなつくりのものも多く、運動時もずれない製品が販売されています。

手袋は薄いものから分厚いものまで様々なタイプが販売されています。手の甲だけを暖めるタイプや、着用したままスマホ画面を操作できるタイプもあり、ランニングしてタイマーで計測したり、時間を確認することもできます。ちなみに、手袋はバスケットボールやハンドボールなどのトレーニングにも利用できます。手袋を着用して練習するとボールが滑るので、繊細な握力や手首の動きを身に付けられるのです。

ネックウォーマーは首元に風が入り込むのを防げるアイテムで、大きなものであれば口、頬、鼻までを覆える製品も販売されています。ネックウォーマーがあるとないとでは、感じる寒さにかなりの差が出るため、ぜひ導入してください。

また、意外かもしれませんが、風によって身体が冷えやすい場所は、もう1つあります。それは頭頂部です。髪の毛があるので気にしない方も多いですが、頭頂部が冷えることで寒さを感じることがあるため、防寒用の小物として、キャップを被ることをおすすめします。冬用のキャップは、防風仕様や通気性が良いもの、UV加工が施されているものなど、機能的なアイテムが多く、購入して損はありません。つばが付いているものを被れば日焼け対策にもなります。

冬の防寒対策に、小物は大きな効果を発揮します。いずれもリーズナブルに手に入るうえに、導入するメリットも多いため、ぜひ検討してください。もし購入する余裕がない方は、フード付きのパーカーで頭を覆えば少し寒さを和らげられます。

6. 冬におすすめのスポーツウェア

デカトロンのおすすめ冬用スポーツウェアをご紹介します。自社で企画・設計・製造まで一貫体制で行っているため、一般的な価格よりもリーズナブルです。

■チームスポーツ ロングジャケット CN 500 大人用

 

こちらの製品は、膝までを覆うロングタイプのダウンジャケットです。長さがあるため、試合中にベンチで控えている選手が身体を冷やさずに待機できます。

ナイロン製で水が染み込みにくいように加工されているので、雨が降っても身体を冷やす心配もなく、サッカー選手におすすめの製品です。

サイズはS~XXLまでの5段階展開しています。

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■チームスポーツ ロングジャケット CN 900 大人用

非常に寒さの強い日や気温の低い地域で、開かれる試合の際におすすめしたいのが、こちらのロングダウンジャケットです。

先ほど紹介したCN500と同様に防滴性もあり、防寒性はこちらの方が優れています。

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■KIPSTA (キプスタ) バックパック Essential 24L

KIPSTA(キプスタ)バックパック Essential 24Lは、スポーツ用品と他の携帯品を分けて収納することができます。 衣類用のメインコンパートメント、シューズポケット(サイズ8まで)、ウォーターボトル用のポケット2つ、書類またはラップトップ用コンパートメント1つ、電話などの貴重品用のポケット1つの、合計6つの便利なコンパートメントを備えています。マルチコンパートメントにポケットが多いのは、多くのお客様から寄せられた意見を参考にして作られました。

サッカーに必要なボールやスパイクはもちろん、ユニフォームと練習着を分けて収納できるので、荷物の多い方にも安心いただける構造です。
素材にはポリエステルを使用し、荷物の重さや摩耗に耐えられるように作られています。リーズナブルな価格ですが、長くお使いいただけるリュックです。

口コミには「大容量なのに、見た目がスマート」「価格がリーズナブル」など多くのお客様にご満足いただいております。

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7. 冬におすすめのスポーツウェア【寒さを防ぐ服装のコツとは?】 まとめ

冬は外出したくなくなるほど寒くなりますが、重ね着したり、ネックウォーマーなどの小物を取り入れたりして服装を工夫すると、気持ち良くスポーツができます。

デカトロンでも機能性の高いウェアを販売しているため、住んでいる地域の気候に合わせて、適切なものをお選びくださいませ。

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