バスケットボールは、子どもから大人まで年齢を問わず楽しめるスポーツで、競技人口は世界で4億5000万人にも上ります。バスケはコートとゴールが必要なスポーツですが、自宅で気軽に練習したい方も多いのではないでしょうか。
今回の記事では、自宅に設置できるバスケットゴールについて解説し、おすすめの製品をランキング形式で紹介します。
部活動のレギュラーを目指して練習したい方や、気が向いた時にバスケットボールができる環境に憧れている方はぜひ参考にしてください。
By デカトロン編集部
家庭用バスケットゴールとは
体育館やスポーツ施設に設置されているバスケットゴールは、大きな鉄の支柱が使われていて、何十万円もする高価なものです。対して家庭用のバスケットゴールは、自宅に設置できるように、スチールなど軽い素材を使用し、室内用と屋外用どちらも数千円~数万円で販売されています。
自宅にバスケットゴールがあるのとないのとでは、自主練の幅に大きな差が生まれます。バスケットゴールがない場合は、ランニングやフットワークなどの基礎体力を向上させるトレーニングが中心となり、ボールを使った練習は、ドリブルや、寝転んだ状態で真上にシュートするスナップ練習程度しかできません。
一方、バスケットゴールが自宅にあると、フリースロー、ストップシュート、レイアップ、リバウンドなど、ボールを使った多くの練習ができるようになります。チームメイトや友達を呼べば、1on1やパスをもらってからのシュートなど、更に実践的な練習が可能になります。
どんなスポーツでも、自主練は上達に大切な要素です。バスケットボールも同様で、部活動でレギュラーを目指している方やチームで活躍したい方ほど、質の高い自主練が必要です。
家庭用バスケットゴールがあれば、苦手な角度からのシュートが得意な角度になるまで練習できますし、利き腕と逆の手でもレイアップを外さなくなるまで練習を重ねられます。フックシュートなど新しい技をこっそりと身に付けるのにも適していますし、チーム練習がない日でもシュートを練習することで、繊細な手首の感覚を忘れないようにすることもできます。
バスケットボールが趣味の方にも、家庭用バスケットゴールはおすすめです。
日本ではストリートバスケ用のコートがあまりなく、趣味でバスケットボールをするには、お金を払ってコートを借りる必要があります。チームメイトとの予定も合わせなければいけないため、コートでプレイするハードルがやや高いのが特徴です。
しかし、家にバスケットゴールがあれば、気軽にプレイできるようになります。バスケットゴールは、1つあればプレイできるため、環境や状況によってはコートを借りる必要もなくなります。休日に友達と家に集まって、バスケットボールをしたり、映画を見たり、テレビゲームをしたり、お酒を飲んだり、出前ピザを注文する。家庭用バスケットゴールがあれば、バスケットボールを気軽に楽しめる日常を手に入れられます。
家庭用バスケットゴールの種類
バスケットゴールは、小学生が行うバスケットボール(ミニバス)用や、中学生以上が行う通常のバスケットボール用など、プレイヤーに合わせた高さの製品が販売されています。
室内に設置できるもの、庭に設置するもの、外壁に取り付けるもの、など様々なタイプがあるので、どれを購入すれば良いか迷う方もいらっしゃるかもしれません。
ここからは、使用目的別に適したゴールの種類をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
■本格的な練習用
小学生はミニバス、中~大学生は部活、社会人はサークルやチームに所属することで、年齢問わず、本格的にバスケットボールに打ち込めます。チームメイトと切磋琢磨し、レギュラーの座を勝ち取るために、自宅にゴールを置き、質の高い練習をしたいと考えている方も多いでしょう。本格的に練習するなら、屋外設置型のゴールがおすすめです。
屋外にゴールを置くメリットはレイアップやストップシュートなど実践的な練習ができる点です。屋外はスペースを確保しやすいので、環境によっては遠距離のシュート練習も可能です。
屋外設置型のゴールは、庭や駐車場に置くタイプと、壁や支柱に引っ掛けるタイプがあります。置くタイプのゴールは重し代わりになるベースタンクと呼ばれるパーツが付いており、ここに水を入れて、風や衝撃で倒れないように固定します。ただし、冬の寒さが厳しい地域の場合、水が凍ってしまい破損する可能性があるため、水ではなく砂にするなどの工夫が必要です。
他にも高さが調整できたり、折りたためたりするゴールもあり、「子どもの成長に合わせて使いたい」「使わないときは倉庫に仕舞っておきたい」などのニーズも満たせます。
コストパフォーマンスを重視したい方は、壁や支柱に引っ掛けるタイプがおすすめです。数千円で購入できる製品が多く、省スペースなので、庭が広くなくても使用可能です。中には持ち歩ける製品もあり、公園の柱やフェンスに引っ掛けて使うこともできます。最大のメリットは高さを自由に設定できることです。プレイするメンバーによって、高さを合わせて練習してください。
しかし、多くのモデルはドリルを使って壁に穴を空けて、ネジを付ける工事が必要です。とは言え技術がなくても、かんたんなDIYができる方であればすぐに取り付けられるので、安心してください。デカトロンには、工具無しで取り付けられる製品も販売しております。設置に自信のない方は、ぜひご検討ください。
■室内用
室内に設置するバスケットゴールは、屋外用のゴールよりも設置がかんたんなので、気軽に導入できます。
コンパクトなサイズであることも多く、スペースにゆとりのないご家庭にも向いています。また、室内は屋外ほど動き回る練習ができないので、手軽な練習用やバスケットボールを始めたばかりの子ども、バスケットボールが好きな方へのプレゼントにおすすめです。
室内用ゴールにも、スタンドタイプと掛けタイプがあります。スタンドタイプは小さな子ども向けに購入される方が多くいらっしゃいます。掛けタイプは扉に引っ掛けたり、壁に掛けるだけで使用できますが、扉も壁も屋外ほど衝撃に強くないので、シュートの強さに注意が必要です。
■子どもと遊ぶ用
「幼いうちからバスケットボールに触れさせてあげたい」と考える方におすすめなのが、おもちゃのゴールです。実際のゴールの形に似たスタンドタイプや、大きな保護ネットが付いた背の低いゴールが販売されています。
スタンドタイプは柔らかな素材でできているため、子どもがぶつかっても怪我をしにくい仕様になっています。保護ネット付きのゴールは、背が低いので、直接ゴールにボールを入れる楽しさを味わえるおもちゃです。保護ネットがボールを拾ってくれるため、シュートが外れても飛んでいく心配がなく安心です。一緒に遊び、バスケットボールの楽しさを教えてあげてください。
バスケットゴールの高さ
バスケットボールは、ミニバスと中学生以上で、ゴールの高さが異なります。ミニバスは260cm、中学生以上は305cmと公式ルールで定められているため、ゴールの高さは年齢に合った製品を選んでください。
子どもの将来のことを考えてミニバス時代から305cmの高さを購入しても、試合で感覚が狂ってしまい、あまり意味がありません。また、小さい身体で無理に305cmの高さに届かせようとすると、肩や手首を痛める原因になるため、自主練用のゴールも適切な高さであることが大切です。
バスケットゴールは、高さを段階的に調整できるタイプもあります。子どもが使うときは低くし、自分が使う時は高くするなど、シーンに合わせて使い分けてください。
なお、スポーツ用品メーカーであるデカトロンは様々なバスケットボール用品を開発するオリジナルブランド・TARMAK (ターマック) を展開しています。子ども用~大人用まで、工具不要で高さを調整できるバスケットゴールを複数販売しているので、ぜひご検討ください。
バスケットゴールの選び方
バスケットゴールを検討する際は、設置方法、ボードの素材、周囲環境、高さが大切です。各項目を詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。
また、ターマック製品は西宮や幕張の実店舗でもご覧いただけるので、専門知識を持った店員にご相談いただきながら選ぶ方法もおすすめです。
■ゴールの設置方法で選ぶ
ベースタンクに水を入れて設置するか、自宅の壁や柱、フェンスなどに掛けて設置するか、室内で使用するかを想定して、ゴールのタイプを決めます。
庭がない場合など省スペースでしっかり練習がしたいなら、外壁や柱に取り付けるタイプをご検討ください。ただし、これらは設置がやや大変であったり、家に傷を付けることになったりするため、自宅に十分なスペースがある場合は、ベースタンクが付いた屋外設置型のゴールが最もおすすめです。
■ボードの素材で選ぶ
ゴールのタイプを絞り込んだ後は、ボードの素材を検討します。バスケットゴールのボードは、強化ガラス、アクリル、ポリカーボネート、コンポジットなどの素材でつくられています。
素材ごとで弾性の強さが異なり、
強化ガラス>アクリル>ポリカーボネート>コンポジット
の順にボールを良く弾く性質があります。
しっかり練習したい場合は、学校や体育館、公式戦で使用されるゴールと同じ、強化ガラスやアクリル製がおすすめです。
バスケットボールの世界では、リングに直接シュートする「スウィッシュ」と、ボールをボードに当ててから入れる「バンクシュート」の2種類が存在します。
バンクシュートの感覚はボードの素材に依存するうえ、どんなプレーヤーでも必要となる技術なので、ボードの素材には丁寧な検討が必要です。
強化ガラスやアクリル製の方が実践に近い状態で練習できますが、小さな子どもの場合や家の中で気軽に、安全に遊びたい場合は、衝撃を吸収するコンポジット、ポリカーボネート製がおすすめです。
■周囲環境で選ぶ
外にゴールを設置する場合は隣の家との距離や、庭の高低差なども検討すべきポイントの1つです。シュートが外れ、ボールが飛んで行った際にどうなるか、あらかじめイメージが必要です。
近隣の庭に盆栽があったり、車が止まっていたりすると、トラブルになる可能性があるため、室内用のゴールか、公園などで使用できる屋外用のゴールがおすすめです。
その他、庭に高低差がある場合も、シュートの感覚が掴みづらくなるのでおすすめしません。それでも屋外用を導入したい場合は、庭を囲うフェンスや柵を用意したうえで、近隣の方に説明しておくと、トラブルを回避しやすくなります。
■高さで選ぶ
使用したいゴールが決まったら、最後に、誰が使うのか想定し、ゴールの高さを決めます。
バスケットボールは年齢によってゴールの高さが変わるスポーツです。小学生なら260cmまでの高さを、中学生以上なら305cmまでの高さを選択してください。
高さが変更できるタイプのゴールも販売されているため、大人も子どもも使用する場合は、高さを調節できるタイプを選ぶと経済的です。
おすすめの家庭用バスケットゴールランキング
ターマックは複数のバスケットゴールを開発しています。幅広いラインナップの中から、家庭用バスケットゴールのおすすめ製品を、ランキング形式で紹介します。
■第1位:TARMAK(ターマック) バスケットボール ミニボール/ ミニバックボード
ミニバスケットボールと、お好きな高さを選んで壁に固定しご使用いただけるバスケットゴールネットのセットです。バスケットボール初心者だけど、日ごろの運動に取り入れてみたい、休日は子供との時間を一緒にスポーツしながら過ごしたいという方には大変おすすめです。
■第2位:バスケットボール ゴール 160CM~220CM B200 KEEP PLAYING10歳以下用
こちらの製品は、10歳までの子どもがバスケットボールを楽しむのに最適なポータブルゴールです。
キャスターが2つ付いており、工具無しで子どもでも15分程度で組み立てられるため、広場に持ち込んで遊ぶ際も、気軽に設置できます。
ベースに水や砂を入れて地面に固定すると、風やシュートの衝撃でゴールの位置がズレることもありません。4段階の高さ調整ができるので、身長に合わせて設定し、遊んでください。
■第3位:キッズ/大人用 ミニバスケットボール / バックボード
接着テープ付きの室内用ミニゴールで、小さな1号ボールがセットになっています。
子ども部屋の飾りに使ったり、親子で遊んだり、パーティグッズとしてご利用ください。
おすすめの家庭用バスケットゴールランキング まとめ
気軽にバスケットボールの練習をできるように、家庭用のゴールを検討してみてはいかがでしょうか。
屋外に設置して本格的に練習できるゴールもあれば、親子で楽しめる室内用のゴールもあり、何を購入すべきか悩むかもしれませんが、ゴールを選ぶ際に大切なことは、設置方法や使用用途、周囲環境などをしっかりと考慮することです。選ぶべきポイントを間違えなければ、バスケットボールがさらに楽しいものになります。
ターマックはNBAとパートナーシップ提携し、シューズ、プロテクター、アンダーショーツ、関節・筋肉のサポーターなど各種コレクションを販売しています。
企画・設計・製造まで、開発工程のすべてを自社で担っているため、一般的な価格よりもリーズナブルです。デザインと品質に妥協せず、コストパフォーマンスを重視したい方は、ターマック製品がおすすめです。ゴールも子ども用から大人用まで幅広く開発しているので、この機会にぜひ検討してみてください。