スタンドアップパドル、サップ、また、パドルサーフィンと呼ばれるスポーツを知っていますか?
このページでは、スタンドアップパドルに興味のあるあなたに、サップとは何か?サップを始める時に知っておくべきこと、そしてサップの魅力を紹介していきます。
Blog by デカトロン ITIWIT サップチーム
SUP / サップ / スタンドアップバドル
1.スタンドアップパドルとは
スタンドアップパドルは、その名の通り、スタンドアップ(立って)、パドル(漕ぐ)スポーツ。通常は短く”サップ”と呼ばれています。3mを超える大きなボードに立った状態で乗り、1本のパドルを使って水面を漕ぎ進みます。近年どんどん人気が上がってきているウォータースポーツですが、その発祥は、むか~しのハワイなのです!
スタンドアップパドルは、運動をほとんどしない人でも簡単にでき、始めてからすぐに楽しむことができます。気軽にトライできて、魅力が体験されやすいことも、サップの人気が高まっている理由の一つなのです。波のない穏やかな水上では、数分でバランスが取れるようになり、その後も自分のペースで海や湖を漕ぎ進んで行くことができるようになれますよ!
漕ぐのに慣れたら、ターンなど技術を追求したり、小さな波に乗ったり、またボード上でヨガをする、”サップヨガ” を楽しめますよ。
3つの、サップのカテゴリー
・ワイドで安定しやすいボードでの水上クルージング。
・長く細いスピードの出るボードによるレース。
・フィンのついた、ボディが少し反ったサーフィン型のボードでの波乗りを楽しむ。
2つのタイプの、ボード
・空気式ボード (初心者向け) : 頑丈。また数分で空気の注入が完了。折りたたんでバッグに収納可能で、移動や保管が便利。
・空気式でないボード (上級のレーサーやサーファー向け) : 空気式に比べてダメージに弱く、移動や保管が不便な場合があるかもしれませんが、硬く、スピード、パワーがあります。
2.スタンドアップパドルの基本
・サップ初心者には、空気式で、ワイドである、安定度の高いボードがおすすめです。波や水流のとても穏やかな環境が良いです。
・水面に落ちたときにボードと離れないようにリーシュを足に結びつけておきましょう。泳ぎなどに不安のある方はライフジャケットを着てください。*お子さんには必ず着用させましょう。
・さあ!いよいよ初めてボードに乗ります!この時、まず、膝をついた姿勢でボードに乗り、水に入っていきましょう。水上に出てから立ち上がり、バランスを取りやすいよう膝を少し曲げた状態にキープしましょう。そして左右どちらかからパドルで水を漕ぎ、その水力によりボードがターンを始めそうになったら逆側でパドルを漕いで、まっすぐ進むようキープすればOKです!
これだけ!あなたはもうスタンドアップをしています!
初めてのサップ、入水から漕ぎ出すまで、ステップ by ステップ!
①ほとんどのサップには、ボード中央にハンドルが付いていますので、大きなボードですが腕の下に抱えて片手で持ち運べます。水辺に着いたら、まずボードの前方半分を入水させ、フィンの付いている後方半分は陸に乗せて、そこからゆっくり水面に押し出しましょう。リーシュはこの時に付けておきましょう。
②さあ、ボードに乗りましょう!まずは膝を着いた状態でボードに乗ってください。この方がバランスが取りやすく、ボード上の感覚に慣れるのに良いです。漕ぐためのパドルは、自分の前にボードとクロスさせるように横向きに置きましょう。(ボードにもう1人、もしくは一匹!を乗せる場合は、バランスを取るために自分の立ち位置が少し後ろになるので、いつもと違うバランスの取れる位置を探しましょう)。
③パドリング練習!膝を付いた状態からパドルでボードを漕ぎ、感覚を掴んでおきましょう。ボードの先方からパドルを水に入れ、膝のあたりまでパドルを引いて来たら、パドルを水から出し、もう一度同じ動きを繰り返していきます。
④さあ!立ち上がりましょう!いよいよ立ち上って、”スタンドアップして、パドル” を行います。まず片膝を立て (プロポーズするような姿勢!)、バランスを身体の中心にキープしながら立ち上がってください。最初は難しく、水に落ちてしまうかもしれませんが、数回水に落ちた後には、簡単に立ち上がれるようになっているはずですよ!
⑤サップの初心者の場合、ボートから落ちることは避けられないかもしれません。その時は、前や後のボードがある部分でなく、左右どちらかの水中の落ちることを気に留めておきましょう。ボードに戻るときは、ボードの中心部から上がってください。そのあと、先頭を向き直し、膝をついた状態から、再び立ち上がりましょう。
3.サップの魅力
運動不足解消・筋力トレーニング
水に浮くボードに立ったままパドリングを繰り返すことは、例え遅いスピードであっても、心肺機能や多くの筋肉群を鍛える運動になっています。
鍛えられる筋肉:
- 上半身:肩・腕・背筋をパドリング時に広く活用。
- 腹筋 / コア:水を漕いだ力をボードに伝達して進んだり曲がったりするため、腹筋を中心としたコアの筋肉を活用。
- 下半身:バランスを常に取り続けるため、脚の筋肉を活用。
また、ポンプで空気を注入する数分間の運動がから、ウォームアップは始まっています!
☆ 他のスポーツにはない、美しい景色と自由な時間
・都会の雑踏とおさらば。サップは排気ガスも、信号や場所や時間の制限もない広い大自然で行うスポーツです。自然の音を聴き、景色を眺めて、いつもと違う特別な時間を、運動をしながら過ごすことができます。
・日焼けが嫌で室内だけでスポーツをしていた人にもおすすめ。ハットを被りながらの運動はサップにはむしろベストです!海パンや水着で行う必要もなく、UPF50+のラッシュガードトップスや、レギンスがあれば、全身の日焼けを防ぐことができ、水にも強いです。また水温が低くなる季節はウェットスーツを活用できます。
・美しく広い景色は、季節や時間、場所によって変わります。気持ちのいい自然でのリラックスするひとときは、あなたを飽きさせません。発見は常にいっぱい。早朝の空気の澄んだ時に出かけて日の出を迎えたり、また夕日の沈む時間まだ待ったりなど、天気や時間や季節を楽しむことが出来ます。水のクリアな川や海では、ボード上から海中の景色を覗けますよ。
・同じITIWITブランドの防水バッグであれば、ITIWITのサップボードに装着できます。食料や携帯電話などを側に置いておけます。休憩に電話で話したり、疲れた後におやつを食べたりすることも、美しい景色のある水上では格別な経験ですよ!
・サップボードは、耐荷重が高く大きいので、友達、子供、または愛犬!を乗せることもよくある楽しみ方の一つ!その水上を進む気持ちよさや美しい自然の景色をシェアしましょう!(泳ぎに自身のない場合はライフジャケットの着用を忘れずに!)